紅白【研究室から】
春は名のみの、この頃。
とは言え、日差しは強く明るくなっています。
その陽光に誘われて、天神様に参詣しました。
まだ花には早いか、と思いましたら、祠の前に紅梅と白梅。
お社の小ささが、絶妙。 「白妙ににほふもあかぬ梅の花くれなゐふかき色さへぞみる」
紅白の梅を1首のうちに詠んだ歌は存外少ないようです。
元真集より採りました。
(和歌研究の大家で植物にもお詳しいK博士にお尋ねしてみたいところ)
さて、成績発表の日が近づきました。
予想以上の出来映えならば、勿論おめでたい。
不本意な結果であれば、心機一転。
これから、です。
ちなみに天神様のご縁日は25日。
散策のついでに、お参りしてみてはいかが。
鶴見大学文学部日本文学科