上々の晴天に誘われ、自転車で郊外の丘陵地へ。
緑の中に美しいアーチが見えます。
大正2年(1913)に竣工ですので、100歳の現役!
驚くばかりの堅固さと秀麗な魅力は、次の世紀にも健在でしょう。
現代風の橋の方が、早く風化し撤去されるのでは。
もともと四谷見附にあったものを、平成3年(1991)に移築しました。
実際に橋として十分機能し、表情豊かな風景を創出する建造物です。
これほどの作品を作り上げた先人の努力と才能に脱帽。
翻って私たち自身はどうでしょう。
未来の人々に感心してもらえるものを、どれほど残せますか。
身の回りにある道具も建物も、文学も学問も。
鶴見大学文学部日本文学科