「甍の波と雲の波」の季節が近づきました。
唱歌を耳にする機会が減りましたので、なんのことやら、と思われる方もいらっしゃるのでは。
唱歌は、文語文の入門としても、古典文法の基礎作りにも、とても有効なものです。
傍迷惑とならない程度に、歌ってみてはいかがでしょう。
ここで、季節をちょっと先取りして柏餅。
古伊万里唐草の6寸皿と取り合わせました。
文様を拡大しますと・・・
少しぼやけて見えるのは、釉薬の下に絵が描かれているため。
涼しげで上品、使いやすい器です。
薫風に向かって、気持ちのよいスタートを切ってください。
時間と知的好奇心がある方は、研究室へどうぞ。
鶴見大学文学部日本文学科