平成28年度の納会・送別会が3月30日(木)鶴見駅東口「寿司料理・鈴よし」にて開かれました。主任・市川の挨拶に始まり、教育ヘッドの松本、臨床ヘッドの河村、企画担当の伊原より一年間の業務報告がありました。本年度は36年間勤務した主任・市川の退職年度となり、スタッフ各人より思い出の一言を交え明るく和やかな送別の会を催すことができました。研修科でのこれまでのご苦労を慰労すると共に今後のご健康をお祈りいたします。当日は、前研修科科長の細井紀雄名誉教授もご出席され、貴重なご挨拶もいただき、主任・市川を送るに相応しい納会となりました。また、4月1日より非常勤歯科工士から歯科技工研修科助手に職位変更される鈴木和也と今津哲也には記念品が贈られました。お二人の今後の活躍に期待をいたします。(記.邑田)
研修生にとっては夏休みが明けてから、カービングコンテスト「G1グランプリ」や研修科セミナー「テクニカルフェスティバル」と次々とイベントがあり、慌ただしい日々が続いております。そんな折、10月21日(金曜日)に研修生と職員の親睦を深めるためのイベント「秋のレクリエーション」を行いました。
今年は鶴見区にある美味しい焼肉屋さん和牛「牛べえ」で食事会を行いました。焼肉とご飯を頬張り、お腹が満たされたところで研修生が企画したクイズ大会も行われ、大いに盛り上がりました。出題されたクイズは方言や外国語の意味を当てるものや幼少期の写真から本人を当てるものなどバラエティーに富んだ内容で、楽しいひとときとなりました。幹事の研修生の皆さん本当にお疲れ様でした。
今年も残りわずか、実習や症例がさらに充実するように気を引き締めて残された期間を有意義に過ごしましょう。(原田 記)
10月2日に開催した研修科カービング大会 オープンマッチについてご報告させていただきます。今回のオープンマッチは初の試みでしたが東は仙台から、西は名古屋、大阪からと遠方からの参加もあり合計26名が出場しました。「学生から卒後3年目までのルーキー戦」と謳った大会ですが、参加者の半分以上が免許取得前の学生ということもあり、多くの若手に興味を持っていただけたことを大変嬉しく思っております。ご案内いただいた学校関係者の方々に感謝致します。また、互選という参加者が自ら良い作品に投票する審査形式は、その場からずっと離れず真剣に作品を選出する姿がとても印象的でした。
互選の結果、最優秀賞に下山智之さん、優秀賞に李侑希さん、奨励賞に宮原虹穂さん(共に歯科技工研修科)が、審査員賞には永野知貴さん(名古屋歯科医療専門学校 専攻科)、青木彩香さん(新横浜歯科技工士学校)、大場俊介さん(東北歯科技工専門学校)が選出されました。青木さん、大場さんは免許取得前の学生でありこれからの活躍に期待したいと思います。今回の互選は、経験の浅い参加者による投票であったため、どのように票が入るか不安でしたが、審査員の目から見た順位と同じような得票結果となり、安心しました。
皆さんの目は間違っていません。目を養うことも重要です。
第1回目の大会となりましたが、受賞の有無に関わらず、参加した人すべての方に学びのある大会にしたいと思いますし、これからの若い技工士のモチベーションの向上に少しでも貢献できるよう検討を重ねていきたいと考えております。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。(伊原)
平成28年10月6日(木)~7日(金)に「第6回おおた研究・開発フェア」が大田区産業プラザ PiO(東京都)で開催されました。技術の用途開発や共同研究先を探す「出展者」と技術革新を目指す「来場者」との出会いの場で「産学連携、産産連携、技術移転、新製品・新技術のPR」が開催趣旨です。大田区内外および海外の企業、大学・研究機関等が合わせて107出展し、歯科技工研修科は鶴見大学のブースにて『剛性を付与した金属構造義歯』の展示を行いました。
二日間で合計1469名が来場し、鶴見大学・技工研修科のブースには約100名の来訪がありました。三山善也、原田直彦、鈴木晶子の3名が金属構造義歯の特徴や製作術式の説明および応答を行い、実際に義歯を手にして頂いた方々から驚きと称賛の声を聞くことができました。いままでに歯科と縁のなかった業界の方々と懇談する中で、ロストワックス法に代わるCAD/ CAM 応用の助言を頂くこともできました。「産学連携」をより一層前進させる一助になれれば幸いです。(三山 記)
去る平成28年10月2日(日)、鶴見大学記念館にて、第5階鶴見大学歯学部歯科技工研修科セミナー「テクニカルフェスティバル2016」を開催しました。
今年度は(一社)神奈川県歯科技工士会の「第37回 神奈川県歯科技工士ゼミナール」と共催となり、昨年よりご好評を頂いている展示会形式で全25ブースを出展いたしました。各ブースでは、明日から役立つ知識や技術がつまったデモンストレーションやパネル展示、デモ模型など様々な出展があり、展示会スタイルならではの直接手にとって見ることができるコミュニケーションにより、ご来場頂いた方々と多くの情報交換ができました。当日は歯科技工士のみならず、歯科医師、歯科衛生士の方々にも数多く足を運んでいただき、参加者は昨年を上回る約200名の方々にご参集いただき、盛会となりました。
また、今年の目玉企画として研修科が毎月行っているカービング大会を「研修科カービング大会オープンマッチ」として同日開催いたしました。審査方法が一風変わった方法で、参加者が他者の作品に投票して行う「互選」です。参加者は本学研修生を含む歯科技工士学校の学生から資格取得後3年までの総勢26名、仙台、名古屋、大阪など遠方からの参加もあって盛り上がりを見せました。フェスティバル会場で行われた表彰式では緊張した面持ちで発表を待つ参加者がとても印象的でした。審査員による作品への講評も引き続き行われ、参加者にとっては有意義なイベントとなりました。
歯科技工研修科では今後も魅力ある企画と、有意義な情報を発信し続けられるよう一層努力してゆきたいと思います。当日、ご参加頂いた皆様とご協力頂いた関係各位に心よりお礼申し上げます。(記 野平勇人)
研修科セミナー テクニカルフェスティバルの日も迫り私達の準備も大詰めです。
その一方では10/15に開催する体験型の見学会の準備も並行して行っております。
ポーセレン築盛やレーザー溶接、CAD/CAMの体験を企画しています。
また、ミニ講義では主任 市川が「基礎技術の重要性」をお伝えします。
平成28年8月1日(月) 今年度、第1回目となる見学会を開催しました。各専門学校より18名の学生にご参加頂きました。
見学会は、研修科のカリキュラム説明に始まり、技工室の見学、歯科技工研修科教員による歯型彫刻、陶材築盛、ワイヤークラスプ屈曲のデモンストレーションを行いました。毎年のことですが、とても緊張するので見学者の皆さんにもバレているのではと思っています。その後、研修生の実習風景を実際に見学していただき、最後には主任の市川より学費等のプレゼンテーションを行い、見学会は終了しました。半日という短い時間ではありましたが、参加して頂いた見学者の皆さんの刺激になり、進路の選択肢の1つになれたらと思います。お暑い中、御参加頂いた見学者の皆様、ありがとうございました。
また歯科技工研修科では、第5回歯科技工研修科セミナー「テクニカルフェスティバル2016」を10月2日(日)に、体験型見学会を10月15日(土)に予定しております。そちらにもご参加頂けますようよろしくお願いします。(記 原田)
去る,4月26日(火)徳島歯科学院専門学校より,歯科技工士科の2年生13名が
堤 美由紀 先生の引率で歯科技工研修科の見学会に訪れました.
見学会は歯科技工研修科の概要説明とカリキュラム,技工室の設備や研修生の実習風景などを見学していただき,その後,自由見学と市川主任による研修科修了生の症例写真のプレゼンテーションを行いました.見学生からは「展示コーナーの金属構造義歯や歯型彫刻作品などに刺激を受けました,またレーザー溶接機の体験などが楽しかった」などの感想が寄せられました.見学会の最後には,研修科上級課程に在籍している下山智之さん(徳島歯科学院卒)から後輩へ,研修科に来てよかったことや卒後研修の大切さなど,熱い思いがメッセージとして伝えられました.
徳島歯科学院の皆様,短い時間で慌ただしい見学会でしたが,ご参加いただきありがとうございました.今回の見学会が皆様の今後の実習や進路の選択など参考になれば幸いです.(松本 記)
研修科上級課程 下山智之さん