11月21日、和田精密歯研株式会社の和田社長と役員の鰐淵様と谷田様がG-1グランプリの表彰のため、歯科技工研修科を訪れてくださいました。今回も嬉しいことに小森弘介さんが最優秀賞に選出されました。研修科としてもこの大会が開催されて以来、途切れることなく最優秀賞を獲得しており、私たち教員も連覇というプレッシャーを感じながらの大会となりました。受賞できなかった研修生も悔しかったと思いますが、技術の上達とコツコツと作品を完成させるという根気強さの精神は確実に成長しています。このような取り組みを基にさらなる成長を期待しています!G-1グランプリ関係者の皆様、お忙しい中、本当にありがとうございました。 受賞作品は後日、アップします!(伊原)
研修科カービング大会 第2回オープンマッチの報告です.今回は前年度を上回る32名が参加していただきました.そのうち,なんと14名が免許取得前の学生でした.さらには技工学校入学してまだ半年ほどの1年生の参加もありました.たくさんの若い方々に興味を持っていただけたことを大変嬉しく思います.また,本大会の特徴でもある参加者,自らが良い作品に投票する互選は,『良い作品を手に取って見ることができ勉強になる』といった声も聞こえ好評でした.互選の結果,最優秀賞に吉田勇己さん,優秀賞に小森弘介さん,奨励賞に森脇和希さん(共に歯科技工研修科)が選出されました.審査員による審査員賞は※村田竜嗣さん,曽根虎之助さん(共に新横浜歯科技工士専門学校),池田瑠名さん,多和利雄人さん(共に歯科技工研修科)が受賞しました.(※本年は免許取得前の学生のみで審査した審査員賞も用意しました.)さらに,あと少し改善すればもっと良くなる作品を対象に佳作を用意し,小澤恭平さん(KSデンタル),北原理恵さん,吉野勇介さん,蔣中華さん,中島世陽さん(共に新東京歯科技工士学校)が選ばれました.今回で第2回目の大会となりましたが,作品を通して参加者同士のコミュニケーションもみられ,若い技工士のモチベーションの向上の場としてより一層充実した企画していきたいと考えています.ご参加いただきありがとうございました!(伊原)
平成28年8月28日(日)、第17回歯型彫刻コンテスト『ほるほる』が東京医科歯科大学の講義室を会場に開催された。首都圏歯科技工士会連合会が主催する本コンテストは、15×15×100mmの石膏棒から与えられた課題の歯種を90分で彫刻し、その形態の出来映えを競うものであった。当日は各地より129名が参加し、学生の部と有資格者の部に分かれ競技が行われた。本学の研修生は有資格者の部(70名)に出場し、当日発表された課題の下顎左側第一大臼歯を彫刻した。審査の結果、李 侑希さんが奨励賞を受賞した。また,最優秀賞には修了生の安部拓也さん(35期生)が,優秀賞には同じく岡田拓海さん(43期生)が選出され,修了生の活躍が際立つ大会となった。(歯科技工研修科科長 大久保 力廣 記)
さる平成27年9月12日、鶴見大学会館にて日本医用歯科機学会第25回研究発表大会(日本デジタル歯科学会共催)が開催された。本学歯科技工研修科の住友將一は、「Apple社製デジタルデバイスを用いたデモンストレーションシステムの構築」と題し発表を行い、道具大賞銀賞を受賞した。Apple社製のデジタルデバイスと無線LANを利用して、デモンストレーションを行う方法を示した。原田直彦は、「照射形状を点から線に改良したレーザーポインターを臨床技工に活かす」と題し発表を行い、道具大賞アイデア賞を受賞した。ガラス棒を用いてレーザー光を線状に変換したレーザーポインターの製作と、その使用例を示した。両演題とも、そのアイデアと発表内容が評価され、この受賞となった。今年度は、惜しくも金賞を逃したが歯科技工研修科は昨年度に続いて2年連続の受賞となった。
(歯科技工研修科科長 大久保 力廣 記)