2018年最後の冠橋の勉強会は野平先生によるシェードテイキング.
実際にやってみると「片手だとつらい」,「撮影する角度が難しい」,「シェードガイドがバラバラになってしまう」などの体験することで学ぶことも多かったようです.
「シェードガイドがバラバラになってしまう」とお悩みの方はこちらをどうぞ.
http://ccs.tsurumi-u.ac.jp/dental/kouza/shigiken/Graffiti/s1/vol073.html
(記 伊原)
上顎右側6にハイブリッドレジンを用いたフルカバリッジのレジン前装冠を製作します。アバットメントは、NobelProceraスキャナー・ジェニオンを用いてパターンをスキャンし、Tiアバットメントを製作しました。全てが初めてな事の上に、専門用語が多過ぎて大変ですが、これまでに実習講義で勉強していたので、少しは理解する事が出来ました。また、今年から新しく実習用にiPad miniが導入されたので、さっそく先生のデモを記録しました。聞いただけではとても覚えきれないので、これは大変助けになりました。iPad miniはその他にも、講義資料なども配信していただけるので、放課後や休日の自主学習がはかどります。スキャナーの取り扱いはマンツーマンで指導して頂き、自分で操作しました。最先端の技術ふれて、次世代の技工士になった気分です。カスタムアバットメントが出来上がるのが楽しみです。(上級課程 一階 明日翔)
4月より始まった全部鋳造冠、レジン前装冠に続いて5月中旬より陶材焼付冠の模型技工実習がカリキュラム通り実施された。本実習では可燃性ガスと酸素を用いたブローパイプを融解熱源とした遠心鋳造を行った。初めて体験する研修生も多く、炎の強さに『怖い、不安』などの声も聞こえ、緊張して取り組む姿が見られた。
陶材焼付冠の模型技工実習は上顎中切歯から始まり、小臼歯、大臼歯と3本の製作を行った。ポーセレンパウダーの扱いに不慣れな学生も一生懸命に取り組む姿勢が新鮮であった。ポーセレンマージンで製作する小臼歯は、作業模型に直接陶材を築盛するため、模型との分離が難しく『うまくはずれない』 とあちこちでため息が漏れた....
現在、前期最後の実習となる前歯部の3本ブリッジに取り掛かっている。単冠のケースとは異なり連結部の設計やポンティックを含むフレーム形態、陶材築盛など難易度が高くなる。是非ともモチベーションを上げて頑張ってもらいたい。 (伊原)