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2017年9月11日 (月)

研修科邑田のカンボジアでの研修活動が現地新聞に掲載

本学研修科職員、邑田歳幸がカンボジアにて技術研修活動を行い、現地新聞に掲載された。

以下、新聞より42 ~カンボジアから初めて日本の鶴見大学で歯科技工の技術研修を受ける~

シェムリアップ市のタン・ミェンヘン歯科医師(以下Dr.タン)は約12年前から日本の無料歯科診療ボランティア団体と協力し、貧困な農村地区の無料診療活動を継続している。Dr.タンは鶴見大学歯学部へ2度の短期留学経験を有している。カンボジアでは歯科技工教育が遅れており、本年5月、鶴見大学の大山学長、里村歯学部長と大久保教授の多大なる協力によって、カンボジアとして初めて2名の歯科技工士が日本での教育を受けることが実現した。技工研修科の邑田氏はDr.タンが留学した際からの知人であり、1年に2度の技工研修を10年間にわたり続けている。彼は鶴見大学に勤務しながらカンボジアの歯科技工技術向上のために休暇を利用して度々シェムリアップ市を訪問し、基礎技工技術の大切さと臨床への応用を教育している。この研修を発案したのは河野名誉教授であり、長年、無料歯科診療ボランティア団体を引率し現地の状況を把握してきた経験によるものである。Dr.タンは、カンボジアの歯科医療の向上にとって邑田氏の歯科技工教育が増々、重要になると考えており、他の地方からも話を聞きつけて受講する者もいることから、今後の協力体制の継続を期待している。 3dscf8611