北京首都医科大学から短期留学生を迎える
中国の北京首都医科大学から歯科技工士の留学生 黄 文静(ホワン ウエンジン)さんが来日し、平成26年9月1~30日まで研修されました。文静さんは、日本語は話せませんが英語が堪能です。英語が不得手な私たちも、身振り手振り、知っている単語を羅列してコミュにケーションをはかりました。通じたときには、皆、笑顔が一杯です。この雰囲気は、今まで研修科になかったものです。「英語で話す」チャンスを与えてくれた文静さんに感謝です。
彼女は、臨床経験が少ないということですが、色々なものに興味を示し、時間外も実習室に残って技工に取り組んでいました。特に、本校のオリジナルである『機能的咬合印象法』や『金属構造義歯』に興味を示し、沢山のサンプルを製作して首都医科大学に持ち帰りました。また、阿部 實先生から直接指導を受けることもできました。歯科技工研修科で学んだことが少しでもお役に立てればと願っています。
今回の経験から留学生を受け入れる自信が少しつきました。(市川 正幸 記)
大久保力廣科長より修了証を受ける黄 文静さん
阿部實先生から指導を受ける
研修生と一緒に記念撮影
研修科教員と送別会