G-1グランプリとは和田精密歯研株式会社が若い技工士の技術の向上、業界の発展を願い企画したもので、全国の歯科技工士専門学校並びに専攻科(研修科)の学生を対象に技工の総合的な技術力を競う大会である。歯科技工研修生は、専攻科の部に参加した。今回の課題は、上顎14歯をすべて歯型彫刻し、排列、歯肉形成を行うものであった。全国から集まった81作品の中から、鈴木 優美さんが最優秀賞を、髙橋 健作さんが優秀賞を受賞した。歯科技工研修科としては大会が始まって以来、4年連続の1、2位の受賞となった。
(歯科技工研修科科長 大久保 力廣 記)
(*写真右より、大久保教授、鈴木さん、髙橋さん)