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2013年3月 6日 (水)

木原琢也先生による歯科技工研修科特別講演会が開催された

 さる平成25年2月28日、木原先生に「患者固有データーを用いた有限要素モデルの構築」をテーマに講演して頂きました。先生は,広島大学の4年制を卒業した歯科技工士の第1期生です。現在は、広島大学大学院医歯薬学総合研究科口腔健康科学講座に在籍されておりますが、縁あって本年度まで本学クラウンブリッジ補綴学講座の小川 匠教授の元で研究をされており、その研究発表の中で歯科技工研修科もお手伝いをさせて頂いたことから特別講演会の開催に至りました。
 今回の講演は、コンピューターを駆使した歯科界の最先端をいく内容で、個々の患者さんに対し、歯列全体における咬合力のバランスや個々の歯に生じる咬合力を、有限要素モデルを用いて算出するというものでした。これらを4次元で視覚的にも表現され、『見えないものを見えるようにする』。まさに最新技術と知恵の合体であり、新しい歯科技工士の働く世界を見せていただきました。これからも益々ご活躍され、歯科技工士の社会的地位が向上するためにも頑張って欲しいと願っております。      歯科技工研修科 市川正幸 記
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