日本歯科技工学会 第34回学術大会 報告
平成12年9月15,16日に日本歯科技工学会 第34回学術大会が岡山コンベンションセンターにて開催され、歯科技工研修科はポスター発表1演題、テーブルクリニック2演題の発表を行った。ポスター発表では市川が「内冠を用いるキャップクラスプの製作」と題し、これまで培ってきた技術を臨床術式として報告した。テーブルクリニックでは、松本が「機能的咬合印象法による無調整補綴装置の技工術式『計測の技工』」と題し、本学大学病院において30年以上の臨床実績に裏打ちされたFBIテクニックの技工術式を報告した。伊原は「審美修復におけるCAD/CAMとプレスセラミックスの戦略的応用」と題し、FBIテクニックを用いた前歯部の症例に本学独自のCAD/CAMシステムを応用し、予知性の高い補綴装置の製作術式を報告した。また、本学歯学部クラウンブリッジ補綴学講座の非常勤講師をされている木原琢也先生(広島大学大学院医歯薬学総合研究科口腔健康科学講座)が「CAD/CAMシステムを用いたDigital Duplicate Dentureの製作と臨床応用」と題しポスター発表され、河村が共同演者として技工を担当した。
どの会場でも多くの人に聴講してくいただき、持参した咬合器や模型を介して有意義な意見交換を行うことができた。
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