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2011年12月

2011年12月27日 (火)

歯科技工研修生が第12回歯型彫刻コンテスト『ほるほる』で入賞

 平成23年12月4日(日)、第12回歯型彫刻コンテスト『ほるほる』(社団法人神奈川県歯科技工士会主催)が神奈川県歯科技工士会事務所にて開催された。歯型彫刻コンテスト『ほるほる』とは、15×15×100mmの石膏の角柱から与えられた課題の歯種を90分で彫刻し、その形態の出来映えを競うコンテストである。当日は約50名が参加し、学生の部、有資格者の部とわかれ競技を行った。歯科技工研修科の研修生は有資格者の部(28名)に出場した。当日発表された課題は、上顎中切歯を見本模型なしで彫刻するものであった。審査の結果、田頭 朝子さんが優秀賞に、柳崎 学さん(平成22年度修了生 上級18期)、吉田 早智子さんが奨励賞に選出され表彰された。

(歯科技工研修科科長 大久保 力廣 記)
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(写真右より吉田さん、田頭さん、大久保教授)

歯科技工研修生が第2回G-1グランプリで最優秀賞、優秀賞、入賞の3賞を受賞

 G-1グランプリとは和田精密歯研株式会社が若い技工士の技術の向上、業界の発展を願い企画したもので、全国の歯科技工士専門学校並びに専攻科(研修科)の学生を対象に技工の総合的な技術力を競う大会である。第2回目となる本年も、研修生8名が専攻科の部にエントリーした。今回の課題は、上顎14歯をすべて石膏彫刻し、排列、歯肉形成まで行うものであった。昨年の上顎右側歯列を参考に左側7歯を彫刻しするものとは異なり、見本となる反対側がないため、一段と難度が高かった。審査の結果、97名の参加者の中から山浦 綾乃さんが最優秀賞に、北河 佳佑さんが優秀賞に、吉田 早智子さんが入賞となり、3賞のすべてを本研修科が独占するという快挙を成し遂げた。
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(*写真右より、大久保教授、吉田さん、北河さん、山浦さん、和田社長)
1
最優秀賞 山浦 綾乃さん 基礎課程 冠橋義歯技工専攻
今回の作品は、『20代男性の隆線の発達した力強い歯』を目標に製作しました。
唇側から舌側まで天然歯の細い特徴を観察し、彫刻するように心掛けました。また、歯肉形成も年齢にあった力強さを表現しました。
2
優秀賞 北河 佳佑さん 上級課程
私が心掛けた事はシンプルな形態の天然歯を目標としました。歯肉形成に関しては顎堤に見られる丸み、移行的な流れを意識し、形態を細部まで再現するように心掛けました。
3
入賞 吉田 早智子さん 上級課程
歯型彫刻では天然歯を観察して捉えた特徴を左右対称になるように製作しました。また、一歯ずつではなく排列を考えたコンタクトポイントの設定に気をつけました。排列では蝋堤を製作し全部床のアーチや調節湾曲を付与するように心掛けました。歯肉形成では手元に口腔内写真を置いて観察し、歯冠とのつながり、流れを再現するようにしました。

2011年12月15日 (木)

《緊急のお知らせ》

歯科技工研修科の平成24年度 研修生募集について

 歯科技工研修科は、12月5日に実施した第2期の入学試験をもちまして、募集定員に達しました。これを以って平成24年度の募集を終了させていただきます。ありがとうございました。

 尚、研修科の見学は随時受付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

鶴見大学歯学部 歯科技工研修科

連絡先   鶴見大学歯学部教務課
Tel.045-581-1001(内線8318 ~8320)

2011年12月 1日 (木)

研修生の嶋形 実さんが第9回神奈川県障害者技能競技大会で金賞を受賞

平成23年11月19日(日)、高齢・障害・求職者雇用支援機構主催による競技会(アビリンピック)が神奈川障害者職業能力開発校で開催された。競技は14種目あり、その中で嶋形さんは「歯科技工」部門にエントリーし、競技課題「上顎部分床義歯(蝋義歯)の製作」に挑戦した。慣れない作業環境のもと、競技時間が2時間という短い時間の中でワイヤークラスプの屈曲、人工歯の排列(54321|12)、歯肉形成まで行うハードな競技会であったが、見事、金賞の栄誉に輝いた。
(歯科技工研修科科長 大久保力廣 記)
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