歯科技工士のための卒後研修機関歯科技工研修科: 2009年7月

みなさんは、一年間通して何かをやり抜いたことはありますか？
世には『三日坊主』と言葉があるように初めの決意とはうらはらに気が付けば後ろめたい気持ちだけを残し、日々を過ごしてしまった経験があるのではないでしょうか？

『カービングがうまくなりたい！』そう思い練習を始めますが、一人での練習はモチベーションを維持することが難しく、つい心が折れてしまいます。
けれども、みんなで取り組むことで一人では続かないことも最後までやり抜き、技術を伸ばすことができます。

歯科技工研修科では現在、月に一度カービング大会を行っております。

こちらのブログでは最優秀賞、優秀賞の作品を掲載していきたいと思います。

インプラントの症例技工　第１号

　インプラントの模型技工実習の終了と同時に、早速症例が配当された。
ジルコニアフレームにハイブリットレジンを築盛する症例で、スキャンニングを行いメーカーに発注した。後日メーカーから届いたＣＡＤ／ＣＡＭフレームの適合のよさには驚いた。ジルコニアフレームの調整と研磨を行ったが、これまで経験したことのないものだった。マイ実習ノートを頼りに壊れない補綴装置を目指し、サポーティングエリアに注意して完成させた。歯科医師や患者さんに喜ばれ、口腔内に無事装着された。
　