秋季ワークショップを開催しました
2020年9月9日(水)午後に、仏教文化研究所共同研究室(鶴見大学6号館2階)にて、令和2年度秋季ワークショップ「護国経典『金光明最勝王経』版本をめぐる信仰と受容のあり方―大本山總持寺祖院所蔵版本の披見にちなんで」を開催しました。
今年度はコロナ禍により、例年、6月に開催している公開シンポジウムを開催できませんでしたが、研究所における学術交流の機会を確保するためにも、試みに、対面とオンラインのハイブリッドの形でのワークショップを開催しました。
初めてのワークショップ開催の試みながら、当日は大山学長にも臨席いただき、学外およびオンラインでの参加もあって、盛会のうちに幕を閉じました。 ワークショップでの発表者および発表題目は以下のとおり。
• 宮崎展昌(専任研究員)「〈金光明経〉の翻訳と伝承に関する諸問題」
• 武井慎悟(特任研究員)「秋葉蔵版『金光明最勝王経』―近世秋葉信仰と總持寺」
• 小島裕子(特任研究員)「江戸期正徳版『金光明最勝王経』とその信仰―井伊直治願経、訓読、浄厳の陀羅尼梵音のことなど」
なお、上記の発表内容、および、それらへの木村清孝特別顧問からのコメントについては、今年度令和2年度末に発行予定の本研究所紀要に掲載予定であるので、そちらも参照していただければと思います。