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鶴見大学情報システム課

2023年4月27日 (木)

令和5年度公開シンポジウムの開催について

今年度令和5年度の公開シンポジウムを下記の要領で開催しますので、奮ってご参加いただければと思います。

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  • 日時
    令和5年6月10日(土)13時30分〜17時00分

  • 会場および開催形式
    • 鶴見大学会館地下メインホールおよびオンライン配信
      • 会場参加は自由です。事前の申し込みは必要ございません。
    • オンライン参加申込こちらからお願いします。
  • 協力
    • 鶴見大学附属中学校・高等学校
    • 鶴見大学短期大学部附属三松幼稚園
  • 【基調講演】
    橋本弘道(鶴見大学仏教文化研究所副所長)
    「中根環堂初代学園長の掲げた建学の精神を概観しその現在化について考察する」
  •  【提題】
    • 宮崎展昌(鶴見大学仏教文化研究所専任研究員)
      「建学の精神「大覚円成 報恩行持」の由来・来歴をさぐる—学園の教育目標(標語)の変遷も踏まえながら」
    • 上野正人(鶴見大学附属中学校・高等学校修徳部長)
      「黙念で始まり黙念で終わる学校生活」
    • 鮫島良一(鶴見大学短期大学部附属三松幼稚園園長)
      「生命尊重の保育を考える」
  • 【パネルディスカッション】
    • 司 会:尾崎正善(鶴見大学仏教文化研究所客員研究員)
    • 登壇者:橋本弘道・宮崎展昌・上野正人・鮫島良一

2023年4月 3日 (月)

2023年度の研究所紀要と共同研究成果報告書が発行されました

『鶴見大学仏教文化研究所紀要』第28号と令和4年度鶴見大学仏教文化研究所共同研究成果報告書『瑩山禅師『伝光録』―諸本の翻刻と比較(九)』が2023年3月31日に発行されました。

『鶴見大学仏教文化研究所紀要』第28号の内容は次のとおりです。また、本学リポジトリより本文PDFがダウンロードできます。

〈公開シンポジウム記録〉「總持寺祖院史料の有用性とその可能性をめぐって」

  • 開会の辞
  • 圭室文雄「文化三年總持寺の大火について」
  • 田中洋平「「宝永の本末帳」と地域史史料」
  • 秋津秀彰「總持寺祖院史料による研究の可能性―三法幢地の問題を事例として」
  • 武井慎悟「近世曹洞宗における勅願所について」
  • パネルディスカッション・質疑応答
  • 閉会の辞

〈研究論文〉

  • 納冨常天「新修總持寺史(五)」
  • 岩橋春樹「瑩山紹瑾像(總持寺)―その画面観察と絵画史的位置付け」
  • 秋津秀彰「三法幢地免牘関係資料集 ―總持寺祖院所蔵史料を中心として」
  • 佐藤達全「現代社会において仏教保育の果たすべき役割について一乳幼児を人として育む基本は何かを考える」
  • 尾崎正善・永見達也「總持寺祖院蔵「永平寺瑞世者名簿」(2)―『道正庵着帳写』」
    〈雑纂〉

また、共同研究成果報告書『瑩山禅師『伝光録』―諸本の翻刻と比較(九)』については、「第四十五章」~「第五十二章」翻刻(乾坤院本・龍門寺本・永光寺本)と諸本比較を収録しております。

共同研究成果報告書については、希望者には、既刊分も含めて無料で頒布させていただきますので、ribc*tsurumi-u.ac.jp (*はアットマークに置き換えてください)までご連絡ください。

2023年1月31日 (火)

鶴見大学図書館蔵仏書・禅籍デジタルアーカイブの公開

本研究所では本学図書館に所蔵される仏書・禅籍の古典籍について、同図書館協力のもと、デジタルアーカイブとして公開していきます。

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本学図書館には、貴重な仏典・禅籍の古典籍が多数収蔵されており、それらをデジタルアーカイブの形で公開することにより、仏教文献研究に資するとともに、一般の利用者には、本邦に伝わる仏教文化の一端、とりわけ、仏教典籍伝承の一端に触れていただく機会を提供できれば、と考えます。

本研究所デジタルアーカイブでは、国際的なデジタルアーカイブ共有規格・仕組であるIIIF(トリプルアイエフ)にも対応しており、その利用については、CC BY 4.0に準拠する形での利用を認めています。

今回は、仙英本ともよばれる仏洲仙英開版『瑩山和尚傳光録』の早印本と後印本の2種、および、古田梵仙校閲『鼇頭箋註 傳光録』を公開します。いずれも、本研究所のプロジェクトの一環である、總持寺教学研究にとって重要な典籍である瑩山禅師著『伝光録』を研究する上での貴重な資料です。

なお、本アーカイブ公開事業は、2024年度に迎える総持学園創立100周年ならびに大本山總持寺御開山瑩山禅師700回大遠忌を記念した事業であり、その後も継続して、公開・維持することを目指しています。

デジタルアーカイブのアップデート情報は本ブログや研究所ホームページでも発信していきます。

2022年4月15日 (金)

令和4年公開シンポジウムの開催について

令和4年度公開シンポジウムを下記の要領で開催いたしますので、ご希望の方法でご参加いただければ幸いです。

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テーマ「總持寺祖院史料の有用性とその可能性をめぐって」

  • 日時:令和4年6月11日(土) 13時30分〜17時00分
  • 会場および開催形式
    • 鶴見大学会館地下メインホール(要事前申込、先着75名様まで)
    • オンライン配信(Zoom Webinar を利用、要事前申込)を予定
    • (ただし、新型コロナウィルスの感染状況によっては、オンライン開催のみとさせていただく場合がございます。)
  • 参加申込フォーム
  • 協力:鶴見ヶ丘学術協力委員会
  • 講師および演題
    • 【基調講演】
      • 圭室文雄(明治大学名誉教授)「文化三年(1806)總持寺大火について」
      • 田中洋平(淑徳大学人文学部准教授)「總持寺祖院蔵の宝永年間の本末帳と地域史史料」
    • 【提題】
      • 秋津秀彰(曹洞宗総合研究センター常任研究員)「總持寺祖院史料による研究の可能性―三法幢地の問題を事例として」
      • 武井慎悟(鶴見大学仏教文化研究所特任研究員)「近世曹洞宗における勅願所について」
    • 【パネルディスカッション】
      • 司 会:尾崎正善(鶴見大学仏教文化研究所客員研究員)
      • 登壇者:圭室文雄・田中洋平・秋津秀彰・武井慎悟

2022年1月13日 (木)

藤沢市文書館寄託「宝泉寺所蔵文書」を撮影しました

2021年6月18日から8月25日にかけて、藤沢市文書館にて撮影調査を行いました。

今回撮影した資料は、藤沢市文書館に寄託される「宝泉寺所蔵文書」全896点です。藤沢市文書館と連携し、今回の撮影調査が実現しました。

藤沢市文書館のWebページ:https://digital.city.fujisawa.kanagawa.jp/

(撮影風景)

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神奈川県藤沢市の寶泉寺は、本学設立母体である曹洞宗大本山總持寺の御直末(おじきまつ)寺院です。(※「直末寺院」とは、大本山直属の末寺のことです。大本山の貫首猊下が開かれたお寺などがそれにあたります。)

https://housenji-zen.jp/

その寶泉寺が所蔵し、藤沢市文書館に寄託されている「宝泉寺所蔵文書」は、近世期を中心とした資料群で、関係寺院の歴史や曹洞宗の地方発展について明らかにできる点で貴重です。資料状態の保全という観点からも、画像データとして資料を保存できるようになったことは、特筆すべき成果となりました。

撮影完了した「宝泉寺所蔵文書」の資料データは、当研究所でも保存しております。所定の手続きの上で、閲覧していただくことも可能です。

令和三年度研究例会を開催しました

2021年12月16日(木)午後に、令和三年度研究例会を開催しました。

発表者と発表題目は次の通りです。

  • 武井 慎悟(特任研究員)「「民間信仰研究」再考―諸学問領域のはざまで―」
  • 木口 恵美子(兼任研究員、本学短大部保育准教授)「大本山總持寺と社会事業」

昨年度同様、オンラインも併用した形での開催になりました。

令和3年度秋季ワークショップを開催しました

2021年10月30日(土)午後に、令和三年度ワークショップ「近世の能登と總持寺祖院」をオンライン形式にて開催しました。

講師および発表題目は以下のとおりです。

  • 田中洋平(淑徳大学人文学部歴史学科准教授) 「總持寺祖院文書を利用した地域史研究の一例」
  • 袖吉正樹(金沢市立玉川図書館近世資料館) 「総持寺を支えた門前の諸職人」
  • 石田文一(石川県立図書館史料編さん室) 「総持寺と加賀藩の関係」

これらの発表後に、圭室文雄鶴見ヶ丘学術協力委員会委員長をコメンテーターとして、おもに登壇者の間でディスカッションも行われました。

配信会場となった研究所共同研究室の様子

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なお、それぞれの発表要旨は本研究所紀要27号に掲載予定です。

2021年6月14日 (月)

令和3年度公開シンポジウムの開催報告

2021年6月12日午後に、令和3年度公開シンポジウム「マインドフルネス研究最前線―禅及び止観との関連」が、オンライン形式にて開催されました。当日は、最大、200名を超える聴衆にご参加いただきました。多数のご参加、誠にありがとうございます。

今回の公開シンポジウムについては、配信等は予定しておりませんが、例年通り、本研究所紀要に「公開シンポジウム記録」として、講演内容とディスカッションの内容について収録予定です。

研究所紀要は、本学レポジトリにて公開予定ですので、ご興味のお持ちの方はそちらを閲覧していただければ幸いです。

2021年4月24日 (土)

令和3年度公開シンポジウムの事前登録のご案内

令和3年度の公開シンポジウムはオンライン形式で開催されます。

テーマは「マインドフルネス研究最前線―禅及び止観との関連―」です。

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Zoom Webinar を利用してオンライン形式で開催しますので、事前登録がが必要です。

下記のフォームからの登録をお願います。

https://forms.gle/zzQ6pjKrQMgQsgSy8

シンポジウムは下記ような構成を予定しています。

【基調講演】
藤田一照「曹洞禅の中のマインドフルネス〜生き方としての「不忘念」〜」

佐久間秀範(筑波大学)「唯識思想からみるマインドフルネス―言葉は心を支配する」

【提題】
牟田季純(早稲田大学)「心理学からみた仏教と瞑想」

弘光健太郎(東京大学)「脳科学からみた瞑想:意識状態の変化と脳内ネットワーク」

【シンポジウム】
司 会:蓑輪顕量(東京大学)
登壇者:藤田一照・佐久間秀範・牟田季純・弘光健太郎

●共催:科学研究費助成事業挑戦的研究(開拓)「仏教学・心理学・脳科学の協同による止観とマインドフルネスに関する実証的研究」(研究代表者:蓑輪顕量)

2021年4月19日 (月)

2021年度第1回瑩山禅師『伝光録』研究会が開催されました

2021年4月15日(木)午後に、瑩山禅師『伝光録』研究会の第1回研究会が開催されました。

当日は、仏教文化研究所共同研究室とオンラインでの参加者を結んで、『伝光録』48・49章の諸本翻刻について検討しました。

次回研究会は、来月5月13日(木)午後に開催し、『伝光録』50章について検討する予定です。