『鶴見大学仏教文化研究所紀要』26号が刊行されます
2021年3月末日に『鶴見大学仏教文化研究所紀要』26号が刊行されます。
その収録内容について紹介します。
〈ワークショップ記録〉「護国経典『金光明最勝王経』版本をめぐる信仰と受容のあり方―大本山總持寺祖院所蔵版本の披見にちなんで―」
- はじめに (小島 裕子・武井 慎悟)
- 〈金光明経〉漢訳諸本の翻訳と伝承に関する諸問題―史伝・経録類にみえる記述を中心として―(宮崎 展昌)
- 秋葉蔵版『金光明最勝王経』―近世秋葉信仰と總持寺―(武井 慎悟)
- 江戸期正徳版『金光明最勝王経』とその信仰― 井伊直治願経、訓読、浄厳の陀羅尼梵音のことなど― (小島 裕子)
- 各研究発表に対するコメント(木村 清孝)
〈研究論文〉
- 新修總持寺史(四) (納冨 常天)
- 開山忌考(尾崎 正善)
- 日本古写一切経諸本の相互関係に関する事例研究―〈阿闍世王経〉漢訳二種を対象として―(宮崎 展昌)
- 改めて保育の原点としての仏教保育を考える―「死を見すえた生命尊重教育」の必要性について―(佐藤 達全)
- 種田山頭火『草木塔』所収作品と摩尼山護国寺自筆所蔵品(山田 吉郎・橋本 弘道)
- 總持寺祖院蔵『住山記』について(3)― 翻刻「諡公文」2―(尾崎 正善・武井 慎悟)
〈雑 纂〉