卒業記念展示
2009/01/15
鶴見大学を卒業するみなさんの、晴れの日を祝う展示が今年も予定されています。先輩にも好評でしたから、卒業式の前後に鑑賞し、よかったら思い出の写真を残してください。 案内はこちら→「鶴見大学図書館」
図書館が所蔵する『源氏物語扇面貼交屏風』は、『源氏物語』の場面を描いた扇が実際に使われ、貼り込まれた屏風です。江戸時代中期の女房、中将内侍が霊元天皇（１６５４～１７３２）に愛され、賜った扇を、天皇が亡くなってからも大切に伝え、ちりぢりにならないように屏風に仕立てたのです。３００年近い年月が過ぎたけれど、その前に立つと当時の空気が伝わってくるかのようです。
体調をととのえて、もうしばらく努力して、春のよい日を迎えられますように。
