7月29日(金)に、本学入試センターより、AO入試1期第1回目アドミッション懇談会結果通知が送付される予定です。今回残念ながらAO入試1期に進むことが出来なかった方は、ぜひ、エントリーシート免除申請を行い再チャレンジしていただければと思います。

 今回のアドミッション懇談会における、懇談(面談)では、保育者になりたいという熱意が伝わってくる方が多く、その評価に大きな差はつかなかったと言ってよいのではないかと思います。したがって、課題作文の結果が、通過できるかどうかの分岐点になったと言えるのではないでしょうか。
 不通過になってしまった方の多くに誤字脱字がみられました。また、話し言葉を多用し、倫理的な文章になっていない方も散見されました。さらに、不自然な表現をしているため何を伝えたいのか読解できないものもありました。課題に対する問題意識を明確にし、自分自身の理解できる言葉で、自分の考えを論理的に説明することを心がけて下さい。
 残念ながら通過できなかった方は、下記の点に注意し、ぜひ再チャレンジをしていただければと思います。

   課題作文作成上の注意点

①誤字脱字はないか。読み直せば必ず気付くであろう脱字や、漢字間違いなどはないか。

②「~。なので、~。」「~したいです。」などの話し言葉を多用していないか。

③文体が不揃いになっていないか。「ですます調」と「である調」を混合して使っていないか。論理的作文にはふさわしくないと思われる言葉を多用していないか。

④日本語として不自然な表記を多用しているため意味が通じない文章になっていないか。明らかに誤用であると思われる単語を使って文章を展開していないか。

⑤文章の構成がしっかりとしているか。起承転結などの文章の構成に注意し、課題に対しての論理展開がしっかりと行われているか。さまざまな課題を連ねすぎて、それに対する自分の考えが十分に述べられていないという状態になっていないか。

⑥課題に対して忠実に答えているか。自分の思いだけを綴り、自分の考えに関する論理的説明を怠っていないか。課題作文では、どのような保育者になりたいかということについて聞かれているわけではない。課題に対して忠実かつ論理的に自分の考えを述べること。

以上、800字の小論文を書くつもりで、自分の考えを論理的に記述できるように練習をしてください。

 本学オープンキャンパスにおいて、小論文対策講座(8月7日)実施されてますので、受講をお勧めします。課題作文作成に役立つのではないかと思います。

  今回不通過になってしまった方々も、もう一歩努力すれば通過を勝ち取れるのではなかと思われる方がいらっしゃいましたので、ぜひ再挑戦をしていただければと思います。