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2011年6月13日 (月)

文化財スタディ・ツアー(11) 飛騨から美濃へ【1日目】

6月3日(金)~5日(日)は、文化財スタディ・ツアーの開催日でした。

11回目の今回は、「飛騨から美濃へ」。

5月28日(土)に事前講義を行い、現地を先生の解説を聞きながら歩く人気講座です。

講師は関幸彦先生(日本大学教授)です。

今回は、1日目の様子をお送りします。

パンフレット内容はこちら【PDFファイル】

 

文化財スタディ・ツアー(11) 飛騨から美濃へ~日本を縦断する旅~

H23.6.3(金)~6.5(日)

6/3(金)晴  第1日目

 白川郷合掌集落~飛騨一宮水無神社~臥龍桜、大幢寺

JR松本駅集合 10:45  集合時間前に、コース以外の「松本城」を散歩

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予定時刻11:00に松本駅を出発、一路目的地「白川郷合掌集落」へ向う。

 

途中平湯温泉レストランにて各自で昼食をとる。

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国道158号線経由、東海北陸自動車道飛騨トンネル(日本国内3位の長い)を通り、

白川郷合掌集落へ向う。

【白川郷合掌集落】

松本駅より2時間30分で第1目的地に到着

白川郷合掌集落駐車場より、「であい橋」を渡り集落へ。

集落入口で、パンフレットにより、散策ルート説明を講師より受ける。

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国重要文化財の「和田家住宅」へ向う。

途中、合掌造の茅葺屋根と田園風景を見ながら散策

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第1見学地、和田家住宅到着、家内の居間、囲炉裏、養蚕や古民具を見学

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続いて集落を散策し、第2見学地、「浄土真宗明善寺」は残念ながら閉館 外観を見学

(明善寺全景)      *(寄棟造の鐘楼門)

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    *(庫裏)       (入母屋の本堂)
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*印は県重要文化財

次に第3見学地、「白川八幡神社」へ

白川八幡神社では、かつては上白川郷と下白川郷、計41ヶ村の産土神とされ、

「どぶろく祭り」(10月14・15日)の祭礼が行なわれる。

祭りは、五色旗を連ねた「御神幸」の行列が笛や太鼓の音を響かせながら、

地区内を練り歩きます。

そして、御神幸が終わる午後3時過ぎ、神社境内において、獅子舞の奉納の後、

この年に仕込まれた「どぶろく」が奉納される。

その後、参加者に「どぶろく」が振舞われる。

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第2目的地へバスの旅

車中、講師より目的地歴史的背景と云われ等の講義を受ける。約60分で、目的地に到着

【臥龍桜、大幢寺】

飛騨一ノ宮駅(無人駅)ホームから、臥龍桜(幹枝の形が龍の臥した姿に似ていることから

名づけられた国指定天然記念物で樹齢1100年の大樹)。

時期がずれているので、枝振りで満開時を想像する。

また、大幢寺開基の三木三沢は天正13年の金森氏との戦いで敗れ、寺も焼失してしまった。

その後、金森長近公は本尊観音様を以前の形を模して造らせ、

現在の本尊(十一面観音菩薩)と言われている。

總持寺と同じ曹洞宗であったので、ツアーの内容を説明し快く本尊を見せていただく。

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第3目的地へ約5分で移動

【飛騨一宮水無神社】

飛騨一宮水無神社見学

水無神社は飛騨国の一宮(地域の中で最も社格の高い神社)としてその歴史は古く、

すでに延喜式に記されています。

古来より飛騨人の心の拠り所として、今に残る様々な歴史遺産を語り継いでいます。

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    (本殿)       (絵馬殿)
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また、島崎藤村の父で『夜明け前』の主人公・青山半蔵のモデルとなった

島崎正樹が宮司を務めていた。

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  このふけふ
  しぐれにの雨と   
   もみぢ葉と
  あられひふれる
    山もとの里 
          正樹

18:00 高山市内宿泊地到着 1日目終了