リンク

  • 鶴見大学ホームページ
    鶴見大学ホームページ

« 【休講情報】A-6 井上靖-人と文学 | メイン | 文化財スタディ・ツアー(11) 飛騨から美濃へ【1日目】 »

2011年6月 6日 (月)

B-16 はじめからの鎌倉 フィールドワーク3

6月5日(日)は、B-16 はじめからの鎌倉 歴史を学んで現地を歩く の

フィールドワーク3 谷戸と切通しを歩く の開催日でした。

B-16 はじめからの鎌倉 歴史を学んで現地を歩く は、

本学文学部文化財学科が担当する講座で、

書き記された歴史と、発掘調査でわかった事実を学んで、

さらに現地で実感(再確認)する講座です

フィールドワークは、本学文学部文化財学科実習助手の福田誠先生がご担当です。

パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)

 

5月29日に予定していたフィールドワーク3 谷戸と切通しを歩く でしたが、

台風2号typhoonのため、6月5日に延期されました。

1週間待ったかいがあり、快晴sunです。

鎌倉駅西口に集合して、出発。

まずは佐助稲荷神社・銭洗弁天を目指します。

途中、安達泰盛館や甘縄についての解説。

 Cimg2981

 

【佐助稲荷神社】

 Cimg2989

神様が、伊豆にいた源頼朝の夢に現れ、挙兵を勧めたので、

殿(頼朝)をけたとして、佐助稲荷となったという由来と、

他の説では、三つの介(国司の守に次ぐ次官)の屋敷があったため、

「三介」が、「佐助」になったという説もあるそうです。

 

【銭洗弁天】

 Cimg2993

佐助稲荷側の参道を通って銭洗弁天へ。

トンネルの参道は新しいものだそうです。

ここから先は、お手洗いもないのでここで少し休憩。

 

【長谷大谷戸】

Cimg3002

戻って市役所通りから、トンネルをくぐって長谷大谷戸。

さらにトンネルをくぐって・・・

 

【北条氏常盤亭跡】

Cimg3003 Cimg3008

今は何もない草むらですが、北条政村邸があった場所です。

さらに道を進むと北条義政邸跡があります。

かつて「東坂」、「中坂」と呼ばれる鎌倉へ通ずるルートがあり、

東坂は政村邸に、中坂は義政邸へ続く道だったそうです。 

 

【大仏切通】

Cimg3017

今まで通行止めで通れなかったのですが、この4月から通れるようになった、

大仏切通を歩きます。

まずは、大仏切通にある石切場。

 

Cimg3018 Cimg3022 Cimg3026

ところどころ、ぬかるみがあり滑りやすい道です。

当時も厳しい道だったらしく、

この切通を通って物資が運ばれると、値上がりするぐらい大変な道だったようです。

台風typhoonの先週だったら、滑って怪我する私がいたに違いないです。

 

Cimg3031 Cimg3030

当時はここから、大仏殿が見えたことでしょう。

途中、イチゴdeliciousを見つけました。

 

【鎌倉大仏】

Cimg3040

いったんここで昼食のため解散。

昼食後は、大仏前に集合して、

大仏の謎について、大仏の鋳型、根固め遺構、大仏殿礎石、

明応7年の地震・津波、関東大震災の地震・津波など、

10年前に先生が行った発掘調査の結果からわかったことなど解説いただきました。

 

朝の快晴sunはどこへやら。

いつの間にか空は曇り空cloud、風は湿り気を帯び、冷たい風に。

おかげで暑すぎることもなく、快適なフィールドワークに。

でも、雨sprinkleが降る前に解散です。

 

次回は6月12日(日)フィールドワーク4 やぐら探訪 です。

今回よりもハードで、さらにお天気が気になります。

前日から晴れてくれないと道footが・・・。

晴れますようにsun