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2011年6月15日 (水)

文化財スタディ・ツアー(11) 飛騨から美濃へ【3日目】

6月3日(金)~5日(日)は、文化財スタディ・ツアーの開催日でした。

11回目の今回は、「飛騨から美濃へ」。

5月28日(土)に事前講義を行い、現地を先生の解説を聞きながら歩く人気講座です。

講師は関幸彦先生(日本大学教授)です。

今回は、最終日3日目の様子をお送りします。

パンフレット内容はこちら【PDFファイル】

 

6/5(日)雲  第3日目

虎渓山永保寺~一日市場館~土岐頼貞の墓~犬山城~熱田神宮

8:00 宿出発 「虎渓山永保寺」へ

【虎渓山永保寺】

虎渓山永保寺は、西から迫る長瀬山や、

前を流れる土岐川の清流奇岩を借景とした庭園(国名勝)や伽藍を配している。

庭園は夢窓疎石初期の作庭、国宝の観音堂(一重裳階付入母屋造で、

唐様と和様の折衷様式)、国宝の開山堂(室町初期の典型的な唐様建築)を

見学するが開三堂は修復中のため見学出来ず。

本堂は焼失後に建てられたのこと。

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次の見学地「一日市場館」向かう。

【一日市場館】

一日市場館は、現在は八幡神社の境内となっている。

境内に「美濃源氏土岐氏発祥の地」の石碑と案内板がある。

館の遺構らしきものは残っておらず、ただ拝殿裏に土塁跡らしきものを説明する講師。

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次の見学地「土岐頼貞の墓」向かう。

【土岐頼貞の墓】

住宅地の中に、土岐頼貞と土岐氏累代の墓石(宝篋印塔・五輪塔)がひっそりと並ぶ。

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次の見学地「犬山城」向かう。約60分で、目的地に到着

【犬山城】

国宝犬山城は、豊臣秀吉が1584年小牧長久手合戦の際に、

大坂城から12万余の大軍を率いてこの城に入り、

小牧山に陣を張った徳川家康と戦ったお城。

明治の廃藩置県で天守閣を除く建物は取り壊され現在に至る。

日本の国宝「犬山城」「彦根城」「姫路城」「松本城」4城の中で最も古いお城。

希望者のみ見学するが、大渋滞で登って降ってタイムリミット・・・残念。

天守閣前で新婚カップルが写真撮影。お幸せに・・・・。

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続いて瀬戸市内へ向かい昼食をとる、

瀬戸は日本有数の陶磁器である瀬戸焼の生産地として知られる。

「瀬戸物」(せともの)という名称は、この地の古くからの地名である「瀬戸」に由来する。

昼食後、瀬戸物などのお買い物。

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瀬戸市内を離れて、最後の見学地「熱田神宮」へ。約60分の車中旅

【熱田神宮】

熱田神宮西門に到着、「熱田まつり」で賑わう参道の露天を見ながら散策、

途中織田信長が奉納(信長塀)した土塀を見ながら本宮へ進む。

本宮(明治26年までは尾張造りの社殿でしたが、

三種の神器奉斎の社であることから伊勢の神宮とほぼ同様の

社殿配置・規模の神明造りに改造された。)で文化財ツアーが無事終了のお礼と、

参加者の益々の健康を祈り熱田神宮を後にする。

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6月3日(金)より2泊3日の文化財スタディ・ツアー最終地点、名古屋駅に到着。

現地で解散する。

天気にも恵まれ、無事終了致しました。

皆様のご協力有り難う御座いました。