オーストラリアで開催のデジタルライブラリの国際会議(Joint JCDL/ICADL 2010)に参加して(4日目)

本会議の3日目(6月24日)は、マイクロソフト研究所の主席研究員であるカーティス ウオンさんのキーノートスピーチで始まりました。ウオンさんは長年にわたりウェブ上でのデジタル美術館のプロジェクトなどを主導されており、オンライン学習に関する英国の学術賞なども受賞されています。最近では、WorldWide Telescopeのような宇宙の様子を視覚的に認識しやすいシステムを構築する仕事などをされており、デモンストレーションを通じて分かりやすく示されていました。デジタルライブラリはデジタル情報源を整理して利用可能とするものであると説明されていました。

各セッションでの研究発表がなされたあと、夕刻に閉会式が行われ次の開催国が紹介されました。

北米を中心とするJCDLは2011年6月にカナダのオタワで開催されることになりました。

また、アジアを中心とするICADLは2011年10月に北京の精華大学で開催されることになりました。

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Keynote32

ドキュメンテーション学科 教授 長塚 隆 記)