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2012年6月

2012年6月26日 (火)

B-17 はじめてからの鎌倉(その2) フィールドワークⅣ

B-17はじめてからの鎌倉(その2)歴史考古学の成果と現地巡検は、本学文学部文化財学科が         
担当する講座で、鎌倉時代の武士の暮らしを教室で考え、現地でさぐってみる鎌倉入門講座です。         
フィールドワークは、本学文学部文化財学科実習助手の福田先生がご担当です。         
6月10日(日)は、B-17はじめからも鎌倉(その2)歴史考古学の成果と現地巡検の         
フィールドワークⅣ  《鎌倉の出入口を歩く》  の開催日でした。         
         
当日は 晴。大船駅10時集合、本日のコースの説明を福田先生より受け、東口から         
大船の街を歩いて、大船中央病院前を右折して三菱電機照明に沿って離山交差点を         
左折して行くと、静かな常楽寺山門に到着。         
参道はしっとりとした感じを漂わせ、住宅街なのに閑静な空間。         

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                                                                               山門  粟船山の額

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          仏殿内

常楽寺は臨済宗建長寺派の寺で、北条泰時が妻の母の供養 の為に建立した粟船御堂に始まる。            

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                                            泰時の墓石          
               
続いて、常楽寺裏手の山の上にある「木曽義高」の塚に向かう。               
         
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                                                                                  宮姫の墓   
         
Dscn0352 むくどり公園をめざして山道を100m程登った山頂に当たる。

   
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木曽義高の塚   塔婆      
         
次の円覚寺に向かう途中タイミングよく、臨時列車快速『鎌倉アジサイ号』を         
撮る事ができました。(足を止めカメラを構えている人がたくさんいた)         
         
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                                                 北鎌倉付近   
         
円覚寺で昼食、休憩、自由散策。         
臨済宗円覚寺派総本山。鎌倉五山第二位北条時宗ガ弘安5年(1282)に         
蒙古の戦いの戦死者敵味方区別なく供養するために創建。         
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                                                  山門

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                                                舎利殿      

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                                              開基廟                           梵鐘   
         
次に円覚寺から北鎌倉を背に明月院へ。裏道をしばらく行くと明月川の         
橋のたもとで、福田先生より明月院の説明を受ける。あまりにも人が多く         
端折って、亀ケ谷切通から岩船地蔵堂を通り、浄光明寺に向かう。         
         
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  亀ケ谷切通を下る           岩船地蔵堂      
         
浄光明寺は扇ケ谷にある、真言宗泉涌派の寺。         
「浄光明寺敷地絵図」寺院境内の様子だけでなく、鎌倉武士の屋敷の位置や所有者、         
町中や谷戸の利用を知ることが出来る貴重な史料。         
         
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寿福寺は臨済宗建長寺派の寺。この寺は正治2(1200)年尼将軍北条政子が源頼朝の供養の為に建てた鎌倉五山第三位である。 

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鎌倉街道、大船を起点として、山ノ内(円覚寺方面)の出入口を歩く。         
以上でした。 また、次回も楽しみにしています。         
         
         
         
         
         
         
         
         

2012年6月20日 (水)

【休講情報】B-3 「日本」の「歴史」を考えるⅡ

【B-3 「日本」の「歴史」を考えるⅡ】の日程変更をお知らせします。

休講日6月21日(木)(第3回目)

補講日7月26日(木)

 

※受講者には、現在電話にて連絡中です。

 

当該講座のお問い合わせは生涯学習センターへ
℡045-574-8686

2012年6月18日 (月)

【休講情報】A-1 源氏物語への誘い

「A-1 源氏物語への誘い」の休講をお知らせします。

 

【休講日】 本日 6月18日(月)(第10回目)

 

【振替日】 現在調整中です。

振替日は6月25日(月)以降、講座内でお知らせいたします。

※受講者には、現在電話にて連絡中です。

 

当該講座のお問い合わせは生涯学習センターへ
℡045-574-8686

2012年6月 9日 (土)

生涯学習センター開設15周年記念企画

生涯学習センター開設15周年記念企画

生涯学習センターが開設して丸15年がたちました。

開講当時は数少なかった講座も、今では71講座。

毎年多くのお申込をいただき、現在では会員数は1万人を超えています。shine

地域の皆様に支えられて15周年を迎えることができました。

本当にありがとうございます。

そこで、皆様に感謝をして企画いたしましたのが、この講座です。

生涯学習センター開設15周年記念企画
「『平家物語』を堪能する」

コーディネーター・解説は日本大学教授の関幸彦先生です。

前半は、関先生の講演です。
「清盛と『平家物語』の世界」と題して、清盛の人物像を含め、
近年の歴史学の成果を踏まえたお話で、『平家物語』を概観していただきました。

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そして、15分間の休憩をはさみ、後半は実演と解説です。

まずは、本学生涯学習講座「平家物語」の講師でもある
平藤幸先生による朗読が行われました。

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そして、薩摩琵琶の第一人者である山下晴楓先生の
『平家物語』の実演です。

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演目は『敦盛』と『先帝入水』。
その他にも、先生のご好意で予定していない演目も
演奏していただきました。

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みなさん、今回の 生涯学習センター開設15周年記念企画 はいかがだったでしょうか。

第2クール(秋期講座)でも、また皆様に喜んでいただける講座を企画したいと思います。

どうぞ、ご期待ください。

これからも、鶴見大学生涯学習センターをよろしくお願いいたします。

2012年6月 6日 (水)

B-17 はじめからの鎌倉(その2) フィールドワークⅢ

B-17 はじめからの鎌倉(その2) フィールドワークⅢ

B-17はじめからの鎌倉(その2)歴史考古学の成果と現地巡検は、本学文学部文化財学科が
当する講座で、鎌倉時代の武士の暮らしを教室で考え、現地でさぐってみる鎌倉入門講座です。

フィールドワークは、本学文学部文化財学科実習助手の福田先生がご担当です。
5月27日(日)は、B-17はじめからの鎌倉(その2)歴史考古学の成果と現地巡検のフィールドワークⅢ《永福寺造営をさぐる》の開催日でした。

当日は快晴!  鎌倉駅西口時計台前集合。

時計台の前のボランティアの方にいただいた「かまくら四季のみどころ」を配布後、今日のコースの説明を受け、出発。

まずは小町大路を横切り、ぼたもち寺を右折、八雲神社にたどり着く。

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源頼義の三男、新羅三郎義光が鎌倉で疫病が流行しているのを見て京都祇園社を勧請したと伝えられ、もとは祇園社であったが神仏分離に伴い現在の名に改めたそうです。

    

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神社の脇の道を上り詰めると祇園山見晴台に到着。目の前に広がる海、稲村ケ崎、正面に極楽寺の切通しがあり、西側の山々のすべてが、鎌倉攻めの激戦地の城壁の役目を果たしていたとの説明がありました。ふむふむ・・・。

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ここからまた山道を登ったり、降りたりを繰り返し、みなさん本当に頑張ります。

途中途中で先生の解説を聞きながら、腹切りやぐらに到着。

このあとは、いったん鶴岡八幡宮で1時間の昼食休憩です。

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次に向かったのは源頼朝法華堂。

もともと頼朝の持仏堂だったものを頼朝が亡くなるとそのまま墓とし、法華堂としたそうです.

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続いて北条義時の法華堂。頼朝の法華堂も義時の法華堂も寛喜3年火災で焼失し、再建されたものです。

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ここから東御門と名のつく幕府の東側の門があった当たりを通り、荏柄天神到着。

ここは、幕府の鬼門として栄えた神社で、「あなたとは戦いません」という武士との誓約をかわす場所に使われた重要な場所だったとか。

さらに二階堂大路を横切り、護良親王墓へ向かいます。

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160段ほどの階段を上った先に閉ざされた門があり、そのまた見上げた先に親王の墓がありました。先生のお話によると塗り込めの座敷牢に幽閉された後、殺害されたそうです。

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いよいよ本日のメイン。永福寺跡へ到着。

福田先生は長年ここで調査されたとか。ここは記録の上ではとても知られたお寺なのに、廃寺となってから、どんな寺でどっちを向いて建っていたかなど、何もわからなくなったそうです。

先生のお話では、ここは平成283月頃までに歴史公園として整備されるそうです。今からわくわくしますね。

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最後は鎌倉宮を経由して、鶴岡八幡宮で本日の巡検コースは終了です。

今の季節はあちらこちらでうぐいすの鳴き声が響き渡り、自然を実感。ホ~ホケキョ・・・・・

かなり癒されました。

参加者の万歩計は13,000歩ほど。coldsweats01

歩数より、高低差激しい一日でした。皆様お疲れ様でした。

また次回6/10は今回最後FWです。天気晴れると良いですね。お楽しみに。