日帰り美術観照スタディ・ツアー 神奈川の仏像7
10月25日(月)は、B-25 日帰り美術観照スタディ・ツアー
神奈川の仏像7~横浜に仏像を訪ねて の開催日でした。
講師は本学文学部・短期大学部講師の工藤健一先生です。
この講座は、フィールドワーク前に事前講義を行い、
実際に自分の目で美術観照(フィールドワーク)する講座です。
『神奈川の仏像』7回目となる今回は、大船に仏像を訪ねます。
(パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)
集合場所は、大船駅南改札前です。
当日は雨にも降られずに寒くもなく、暑くもなくフィールドワーク日和でした。
受講者みなさんの集合も早く、予定時刻通りに出発が出来ました。
まずは目的地に向かうためバスに乗りました。
向かった所とは、田谷の洞窟で有名な定泉寺です。
ここは、私もプライベートで訪れたことがあるんです。
まずは住職の方よりご説明がありました。
田谷の洞窟にて僧侶たちが坐禅をしていた話など聞けました。
みなさん、真剣に話を聞いています。
ロウソクが配られると、そんなに暗い場所はこわいなどの声がありましたが、
現在の洞窟内は電気もついているので、そこまで暗くないとのこと。
さぁ、いよいよ洞窟内へと入っていきます。
洞窟内の写真をアップしたかったのですが、
洞窟内は撮影禁止となっておりますので、ご了承ください。
洞窟内の気温は一年を通して16℃となっているそうです。
夏の猛暑の時はすごく快適であり、冬の極寒の時はメガネが曇るそうです。
ロウソクが消えたら近くの人にロウソクの火を頂いて、
皆さん、探検家さながらに観照していました。
これは余談になりますが、定泉寺のすぐとなりには“ラドン温泉”という施設がありました。
私がプライベートで定泉寺に訪れた時は営業していましたが、現在はこの通り・・・。
なんだか寂しいですね。
続いての目的地に向かうため、一度大船駅にバスで戻ります。
受講者皆さんの俊敏さで予定よりも早いバスに乗車することができました。
大船駅につき、バスターミナルに向かう途中に皆さんが歩いていた道、
実は横浜市と鎌倉市の境だったそうです。
横浜市と鎌倉市を両方味わえるのはお得な感じですね。
次の目的地は証菩提寺です。
このお寺は源頼朝により1189年に真田与一義忠の菩提を弔うために建立した寺院です。
まずは本堂にて住職よりお話がありました。
その後、仏像の観照の開始です。
水晶が目のところに入っていて、まるで本物の目のような輝きをしています。
みなさん、じっくりと見ていきます。
場所を移動して、今度は工藤先生より解説があり仏像の観照を行いました。
受講者で中がいっぱいです。
ここで、本日のツアーは終了です。
受講者皆さんの素早い行動により、スムーズなツアーを行えました。
天気も雨に降られることもなく、工藤先生の“晴れ男伝説”は続いていきそうです。
みなさん、お疲れ様でした。
次回のフィールドワークも晴れますように。