横浜はじめて物語 フィールドワーク2 港
10月27日(木)は、B-27 横浜はじめて物語 ラブリー横浜散策 の
フィールドワーク2 港 の開催日でした。
(予定では『山手』でしたが、FW1とFW2の予定を入れ替えました。)
この講座は、『横浜』を講義で学び、フィールドワークで実感する講座です。
講師は、横浜ボランティアガイド協議会会長の嶋田昌子先生です。
(パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)
この日は、東京地方に「木枯らし1号」が吹いた翌日で、
影に入るとひんやり冷えるけど、日差しはポカポカ。
まさにフィールドワーク日和です。
受講者の日頃の行い、随行した人間(私)の徳の高さでしょうか。
10時にJR関内駅南改札前に集合です。
最初に向かったのは横浜市庁舎。
開港100年の記念事業の一環で建てられた建物です。
現在、市庁舎1階では姉妹都市を紹介するコーナーが設けられています。
十数年前に優勝した時に名づけられた「ベイスターズ通り」を通って、
「神奈川県電気発祥の地」の碑を見て、「優勝記念モニュメント」へ。
どうなるんでしょうね、ベイスターズ。
次は横浜税関へ。
資料展示室を見学させてもらい、「クイーン」とも言われる塔を正面から見る。
「象の鼻」地区へ。
地面がレンガの部分は昔からの波止場部分。
「象の鼻」の防波堤も明治になってからできたものです。
開港波止場にある横浜のみなとを作った偉人が紹介されているパネル。
照明器具でもあり、特別な日にはカラフルに色を変えるそうです。
右の写真は転車台。当時はここにトロッコが走っていたんですね。
大さん橋ふ頭への道、山下臨港線プロムナード の下に
丸太を半分に切ったベンチがあります。
これは海底から引き上げたものだそうですよ。
山下公園内にあるインド水頭。
天井のモザイクがきれいです。
あかいくつの少女、沈床花壇を見て、山下公園を抜けます。
沈床花壇は元は船着場だったところです。
旧横浜居留地48番館。
当時の建物の一部しか残っていません。
以前は見ることできませんでしたが、現在は中を見ることできるように整備されています。
山下居留地遺跡。
神奈川芸術劇場とNHK横浜放送会館の建築工事の際に遺跡が発見されました。
その出土遺物と調査の概要が神奈川芸術劇場とNHK横浜放送会館の合同施設の
壁に展示されています。
現在、ブライダル施設になっている旧露亜銀行横浜支店。
おしゃれな再利用されています。
本来は右の写真の柱の上の飾りです。(現在の建物の飾りはレプリカ)
報告が長くなってきました。
最後は駆け足でご紹介。
上段左は読売新聞横浜支局の1階にある展示。
建設時に地中から発見されたものだそうです。
上段右は煉瓦造下水道管。
下段は旧居留地消防隊地下貯水槽遺構。
のぞき窓があるので、中をのぞけます。
ここで紹介した以上に歩いて見て聞いて、内容たっぷり充実の2時間30分でした。
天気もとってもよくて、気持ちのよいフィールドワークでした。
受講者の皆様、お疲れ様でした。
またのご受講をお待ちしております。