リンク

  • 鶴見大学ホームページ
    鶴見大学ホームページ

« B-16 はじめからの鎌倉 フィールドワーク1 | メイン | 【休講情報】B-16 はじめからの鎌倉講座 »

2011年5月26日 (木)

B-16 はじめからの鎌倉 フィールドワーク2

5月22日(日)は、B-16 はじめからの鎌倉 歴史を学んで現地を歩く の

フィールドワーク2 寺々散策 の開催日でした。

B-16 はじめからの鎌倉 歴史を学んで現地を歩く は、

本学文学部文化財学科が担当する講座で、

書き記された歴史と、発掘調査でわかった事実を学んで、

さらに現地で実感(再確認)する講座です

フィールドワークは、本学文学部文化財学科実習助手の福田誠先生がご担当です。

パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)

 

鎌倉駅西口旧駅舎時計台前集合。

晴れていて、日差しが強いです。

これで夕方から雨予報なんてちょっと信じられないかんじ…。

10時ぴったりに出発。

時計台前にいらっしゃったボランティアの方に

「春の鎌倉 花めぐり」のチラシを人数分いただきました。

ありがとうございます。

 

先週も通った六地蔵前を通り、途中和田塚へ。

ここは予定には入ってなかったんですが、「横を通るので」と先生が説明してくださいました。

 P5220693

 

海沿いから浜の大鳥居へ。

今回は、八幡宮をきちんと一の鳥居から見て行きましょうという主旨です。

ここでは、浜の大鳥居と一の鳥居は時代が違うだけで、同じものを指すと説明。

五輪塔とかの説明も。

一の鳥居跡は、発掘調査で160cmの柱根が出てきたそうです。

 P5220703 P5220720
 P5220721 P5220732

 

途中、湘南信用金庫前の交差点が、

資料に載せている写真に写っているイギリス人が殺されたところだそうです。

この写真を撮った何時間後に、殺されたそうです。

 P5220733

 

壇葛を通って、神社内へ。

毎年流鏑馬が行われるところで弓矢で戦った場合に

どうすれば歩兵は生き残る確率が高くなるか、など面白い話をしていただきました。

そのまま外へ出て、二十五坊へ。

ここは古都保存法のきっかけとなった場所だそうです。

続いて、今宮。

 P5220734 P5220744 P5220745
 P5220746 P5220754

 

八幡宮に戻って、丸山稲荷、宇佐神宮遥拝所。

本宮(上宮)を参拝してお昼休憩。

 P5220756 P5220757

 

午後は大銀杏前に集合。

この日は大安だからか、ここまでで4組の結婚式をみました。

 

八幡宮寺があった場所に行って、

静御前が頼朝・政子の前で「しづやしづ…」と舞ったのはこのへんのはず…と説明。

由比若宮遥拝所(ここは、先週行った元八幡の方角を向いているとのこと)、

白旗神社、白旗神社手水舎(手水の下の石は、八幡宮寺の礎石を

使っているんだとか…?たぶん)をみて、八幡宮をあとにし、勝長寿院跡へ。

住宅街の中にあって、今では当時を偲ぶようなものは残っていません。

石碑だけですが、頼朝が父義朝の供養のために、真っ先に造ったお寺だそうです。

 P5220762 P5220766 P5220771

 

そのあと歩いて永福寺跡へ。

まず、発掘で出てきて、復元に使えそうな石が保管してある場所へ。

続いて、永福寺の池があった場所へ行き、説明。

ここは今は原っぱになっていますが、

今年度整備し、来年度には一般に公開できるようにする計画だとのこと。

この原っぱの風景はもう見られなくなってしまうんですね…。

ただ、上物は建てず、池だったところも全部は復元せず、

一部は広場にしていく計画だとのこと。

 P5220778 P5220780
 P5220781 P5220783 P5220788

 

このあとは、雲行きも怪しくなってきたので、八幡宮へ戻って解散。

解散後、10分もしないうちに雨が降り出していました。

今回もなんとか雨のフィールドワークは免れたのでよかったです。

 

来週も今日のような調子で、雨の隙間を縫ってフィールドワークできるといいですね。