日帰り美術鑑賞スタディ・ツアー 神奈川の仏像V
11月7日(日)は、
B-21 日帰り美術鑑賞スタディ・ツアー 神奈川の仏像V~川崎に仏像を訪ねて~ の
フィールドワーク開催日でした。
この講座は本学文学部・短期大学部講師である工藤健一先生に担当いただいています。
前日に事前講義を行い、実際に自分の目で仏像を見学(フィールドワーク)する講座です。
『神奈川の仏像』は今回で5回目、川崎の仏像を見学します。
(パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)
武蔵小杉駅北口に13:00集合。
5分前に全員そろい、13:05発のバスで影向寺(ようごうじ 天台宗)へ出発。
影向寺バス停で下車し、その後坂道を10分程歩くと到着です。
上り坂が少しきついのですが、先生いわく、
「古刹は山や丘の上にあることがおおい。立地も含めて見学してください」とのことです。
ご住職自らご用意いただいた資料をいただきました。ありがとうございます。
安置堂で説明を受ける受講生たち。中はもちろん撮影禁止です。
通常は年間数回しか一般公開されないものですが、特別拝観をさせていただきました。
残念ながら「木造十二神将立像」は、現在鎌倉国宝館に出向してしまっていて、
拝観することは出来ませんでした。
(鎌倉国宝館に行けば見ることができます。11月23日までです。)
境内にある乳イチョウ。
本当に大きなイチョウですが、まだまだ青々としていて全く色づいていません。
ご住職のお話では、このオオイチョウの紅葉は毎年遅く、11月末~12月頃だそうです。
影向石。寺のいわれとなった霊石。
門をくぐって右手側にあります。
奈良朝に寺が創建された時にはここには塔が作られ、
その心礎として使用され、仏舎利が収められたそうです。
またバスに乗って、中原駅へ。
そこから歩いて10分程度で次の泉澤寺(浄土宗)へ。
残念ながらご住職は不在でしたが、お寺のパンフレットを頂きました。
本堂の中では、本尊や将軍徳川綱吉供養のために造られた四天王像を、
須弥壇の間近で見せていただきました。
以上で解散しました。
解散は17:00頃になる予定でしたが、本日はバスの移動がスムーズにいったこと、
また受講者の方々の5分前行動のかいがありまして、
16:00すぎには全行程を終了することが出来ました。