横浜はじめて物語 山手の小道
10月21日はB-23 横浜はじめて物語のフィールドワークでした。
この講座は、『横浜』を講義で学び、フィールドワークで実感する講座です。
講師は、横浜ボランティアガイド協議会会長の嶋田昌子先生です。
(パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)
10時に石川町駅元町口に集合してはじまりました。
あいにくの空模様で、しとしとと雨が降り続く中のスタートとなりました。
まず向かったのは山手イタリア山の『ブラフ18番館』。
関東大震災や空襲によって多くの西洋館を失い、この建物も震災後の建造物ですが、
当時の面影を残しており横浜市認定歴史建造物に指定されています。
建物内にある古地図を見ながら、
当時の解説や認定歴史建造物に指定するための裏話など聞かせていただきました。
ちなみに山手の丘には「ブラフ積」と呼ばれる石垣をいたるところで見ることができます。
切りたった崖を「ブラフ」と呼んでいたことから「ブラフ積」と呼ばれたそうです。
『ブラフ18番館』と、隣接する『外交官の家』の概観の解説をうけた後、
『横浜山手テニス発祥の地』へ向かいました。
ここにはイギリス人がインド・カルカッタから種子を輸入して、
植えたといわれるヒマラヤ杉があります。
この杉は横浜市の名木古木に指定されていて一見の価値があります。
ここから小道を通って、山手にある学校の脇を通りながら、
普段では見ることが出来ない西洋館など紹介いただきました。
(住人の方がいるので写真はありません)
途中諏訪神社やヘボン博士の居住地を通り近代文学館に到着、
今日はここで解散となりました。
道すがら、先生が出演されるテレビ番組の裏話など伺いながら散策し、
2時間強の行程でしたが盛りだくさんのフィールドワークでした。
(先生出演の番組は、後日このブログで案内する予定)
講師の嶋田先生、受講生の皆さん、雨の中本当にお疲れ様でした。