文化財スタディ・ツアー(8)<2日目・津和野編>
遅くなりましたが、10月30日(金)から11月1日(日)に行われた文化財スタディ・ツアー(8)の2日目の様子をお伝えいたします。
鶴見大学生涯学習セミナー 平成21年度第2クール
B-18 文化財スタディ・ツアー(8) ―出雲から萩・津和野へ― 【10/30(金)~11/1(日)】
<2日目(10/31)>
2日目も8:00出発という割りと早い出発時間でしたが、どなたも遅れることも無く出発いたしました。2日目も1日目と同様にお天気に恵まれました。
2日目は、午前中に津和野を中心に、午後は萩へ移動し史跡を巡りました。ちなみに宿泊は、山口県山口市の湯田温泉という結構な距離を移動しました。
【津和野】
午前中に津和野城(三本松城、蕗城)跡、太鼓谷稲成神社、森鴎外記念館・森鴎外旧宅を回り、お昼を挟んで、西周旧居、鷲原八幡宮を回りました。
(津和野城跡観光リフト)
写真のとおり良いお天気で、リフトに乗り降りたところで、津和野町内を1枚撮りました。良い眺めです。(ここまでは、リフトで上がるのだから城跡まではすぐに到着するものだと軽い気持ちでいました。)
(中世(吉見氏時代堀切))
自然地形を利用した堀切とのことです。
(津和野城出丸跡)
出丸跡では、お茶をいただくこともできます。
(津和野城出丸からの津和野町)
(ここまでも少々山道でしたが、ちょっとしたハイキング程度かな?と考えていました。)
(津和野城の案内・碑)
(先程のハイキングコース?とは変わって、山道になり、足元に細心の注意をしながら歩き続けました。)
(石垣、東門跡、西門跡)
しばらく山道を歩くと、前方にすごい石垣が現れ、思わず「えっ」と驚いてしまいました。そして、東門跡、西門跡を登りいざ、頂上へと思ったところで、きれいな紅葉が見れました。
(津和野城跡)
やっとの思いで津和野城跡の頂上にたどり着き、関先生に解説をしていただき、皆さんと記念写真も撮りました。(予想を超える道のりで、1日目同様、かなりの汗をかいてしまいました。1日目の石見銀山の疲れが取れぬままの登山?はかなりハードでした。ちなみに下りは、登りのつらさとは大違いであっという間に下ってしまいました。登りの辛さは何だったのでしょう?)
(太鼓谷稲成神社)
山陰地方では、一度はお参りしなければというほど有名な神社とのことです。
津和野城跡からのハイキングコース?もあったのですが、後の事と時間を考慮し、津和野城跡からは、リフト&バスで移動しました。
(森鴎外記念館・森鴎外旧宅)
ここでは、『文豪「森 鴎外」と石見人「森 林太郎」』について勉強させていただきました。一番右端の写真は、森 鴎外旧宅庭から撮った津和野城跡です。結構な高台に見え、さっきまであそこに居たのかと思い浸りました。
(津和野町内)
お昼休みで少しだけ時間がとれたので、有名な鯉と町並みを撮りました。鯉の大きさは、本当に大きいです。何歳になったら、こんなに大きくなるのでしょうか?
(西周旧居)
(鷲原八幡宮)
楼門、拝殿、本殿が一軸上にあり、この社殿配置は、山口県の山口大神宮(山口市)などに見ることができます。左上の画像は、全国的に有名な「やぶさめの馬場」です。かなりの長さで幅も広く2本に並んでました。右下の画像は、手前側の屋根だけが長い変わったお社の画像です。
鷲原八幡宮の後は、急いでバスに乗り込み萩に向かいました。
津和野編はここまで。
思いのほか、2日目の報告が長くなりましたので、2日目は津和野編と萩編と分けて、報告します。
次回、2日目・萩編をご期待ください。