今週も新着図書を紹介します。
新着図書は、図書館に所蔵されたばかりの図書のことで、
図書館1階メインカウンター前の書棚に、
金曜から木曜の1週間展示されています。
この展示されている新着図書の中から、
何冊かこのブログでご紹介しています。
では、さっそく1冊目、
『「働く意味」がわからない君へ : ビクトール・フランクルが教えてくれる大切なこと / 諸富祥彦著』
働く意味ねぇ・・・。
いったい何でしょうね?
tamも明確な答えを持ち合わせていません。
本書では48の悩みに答えています。
例えば、
「毎日悶々と悩んでばかりいます」
「チーム全体にやる気がありません」
「希望通りの部署で働けていません」
「もっとお金がほしいです」
「どうやったら「天職」に出会えるのでしょうか」
などの悩みに、ビクトール・フランクルの言葉とともに
アドバイスしています。
ちなみに、
上記の悩みはtamの悩みではありません。
本書に取り上げられている中から、無作為に選んだものです。
あくまで無作為ですよ。
夕暮れどきに、ため息をつき、暗い顔で
「働く意味が分からない」とつぶやきながら家路につく、
なんて、tamはしていませんから。
海外ドラマ「ダウントン・アビー」が人気です。
ということで、本書です。
本文中に、ことあるごとに「ダウントン・アビー」と出てきますので、
見ていない方には「何のことやら?」かもしれませんが、
その部分は抜いても【英国貴族】は
何やら興味が引かれます
ちなみに、
tamは「ダウントン・アビー」を見ていないので
どんなお話か、まったく知らないのですが、
きにはなっています。
見ている方は、本書を読むことで、
ドラマももっと楽しめるのではないでしょうか。
『海に生きるいのち : ナショナルジオグラフィック傑作写真ワイルドライフ / ナショナルジオグラフィック編著 ; 幾島幸子訳』
ナショナルジオグラフィックで活躍している
水中写真家のデビッド・デュビレと
ポール・ニックレンの写真集です。
おすすめの写真は、
98-99ページのヒョウアザラシ。
この写真のヒョウアザラシの表情が、
撮影エピソードとともに、おすすめです。
ちなみに、
68-69ページは、かなりびっくりしますよ。
ページを開くと、心臓がバクバクドキドキです。
スターゲイザーフィッシュ、怖い
『猫の古典文学誌 : 鈴の音が聞こえる / 田中貴子 [著]』
猫だけ、猫だらけの1冊。
今回ご初回するのは文庫版。
表紙の猫もかわいいですが、
本文も楽しい猫のエピソード満載です。
古典文学誌とあるように、
『源氏物語』や『枕草子』などから。
他にも図版も多く採録されています。
ちなみに、
「猫が蝶を追う」すがたが描かれることが
ときどきというか、多々あるのですが、
なぜでしょう?
答えは・・・、本書の中に。
『デコボコかざりのはじまり : 縄文土器展 : 平成26年度冬季展 / 長野県立歴史館編集・企画』
長野県立博物館で平成26年に行われた
「縄文土器展」の図録です。
かの芸術家・岡本太郎も衝撃を受けた縄文の美。
「デコボコかざりのはじまり」とあるように、
縄文土器はデコボコかざりがきれいでパワフルですね。
ちなみに、
「土器にドキドキ」
などとダジャレを書きたいために、
この本を選んだわけではありません。
純粋に縄文土器にドキッとしたので、選んだのです。
新着図書は貸出はできませんが、
予約はできますので、
利用したいなぁという新着図書を見つけたら、
カウンターで予約処理を行ってください。
ちなみに、
もう、図書館1階のカウンター前の
つるみん・つるたんを見ていただけました?
スタッフの力作ですから、見に来てくださいね。
(tam)