神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。
第5回目は『古今和歌集』です。
(執筆担当:文学部・ドキュメンテーション学科 久保木先生)
展示期間:10月6日(月)~10月11日(土)
時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00
場所:図書館1階 メインカウンター前
貴重書ミニ展示は一般の方もご覧になれます。
古今和歌集 伝津守国冬筆 南北朝時代写
勅撰和歌集とは、天皇(上皇・法皇)の命によって撰ばれた和歌選集のことで、10世紀初頭の『古今和歌集』に始まり全21作品(二十一代集)が成立しています。
『古今和歌集』は、醍醐天皇の勅命により編纂され、撰者は紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑の4人と言われています。とても有名な歌人ばかりですね
今回展示しているのは、その一番初めの勅撰集『古今和歌集』の"巻第一春歌上"の頁です。
在原元方の「ふるとしに春たちける日よめる」「年のうちに春は来にけりひととせを去年こぞとや言はむ」~
ぜひご覧になってください。
(kt)