神奈川新聞「知の遺産II-図書館コレクションから-」にあわせて、貴重書ミニ展示を開催中です。
第4回目は「集古十種」です。
(執筆担当:文学部・ドキュメンテーション学科 伊倉先生)
展示期間:9月29日(月)~10月4日(土)
時間:平日 8:50~20:00、土曜 8:50~18:00
場所:図書館1階 メインカウンター前
貴重書ミニ展示は一般の方もご覧になれます。
集古十種とは、幕府老中首座の松平定信が編纂した「文化財図録」です。各地に伝わる古器物、古書画を模刻し、その所在地、材質、寸法、特徴を注記しました。掲載される文化財は1859点に上り、碑銘、鐘銘、兵器、などの十種(全85冊)に分類されています。
今回掲載された頁は、源頼朝が後白河法皇から下賜された鶴岡八幡宮所蔵の国宝「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」です。
現在鎌倉国宝館で展示中ですので、興味のある方はぜひ本物もご覧になってください
「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」をご覧になりたい方はこちら
(kt)