中川先生と久保木先生から、新刊のお知らせです
『新古今和歌集の新しい歌が見つかった! 800年以上埋もれていた幻の一首の謎を探る』
発行:笠間書院
鶴見大学日本文学会・ドキュメンテーション学会・鶴見大学図書館[編]
久保木秀夫(本学文学部准教授)・中川博夫(本学文学部教授)[著]
ISBN:978-4-305-70741-3
2012年、鶴見大学図書館に「古筆手鑑」一帖が収蔵され、その中から、『新古今和歌集』の歌としては、これまでまったく知られていなかった一首が、新たに発見されました。
鎌倉時代のごく初期に書写された巻子本を、主に観賞目的で分割した、いわゆる古筆切(断簡とも)の一葉として、それは姿を現しました。
本書は、その『新古今和歌集』新出歌を記載している断簡について、あらためて紹介し、かつ関連資料を徹底的に集めた上で考察するものです。
日本古典文学研究の推理小説的な面白さや奥深さ、必要性、重要性を存分に伝えるエキサイティングな書。
本書の原本資料を活用した、書誌学的・文献学的方法に基づく論述は、古典文学研究の魅力をあますところなく伝えます。図版多数掲載、フルカラー。
笠間書院ホームページより
目次など、詳細はリンク先をご覧ください。
「はじめに」全文が掲載されていますよ
http://kasamashoin.jp/2014/09/800.html
10月下旬刊行予定です
(hh)