2006年度と2008年度に引き続き,今年も「図書館概論」の授業の一環として図書館業務の見学を実施しました。グループを4つに分けて,普段の図書館利用では見ることのできない,実際の仕事の現場を,図書館員が案内しながら説明をおこないました。
見学後に実施した理解度チェックの結果と,見学の感想を以下に紹介します。
図書館3階の事務室で業務がおこなわれている受入・整理業務に一番の関心が集まりました。雑誌を扱う逐次刊行物担当の業務と,他の図書館からの文献のコピーを受け付ける文献複写受付担当に興味を示された方もいました。
業務見学によって図書館業務への理解が深まると,より効果的に図書館サービスを活用できるようになると思います。
説明資料として,図書館業務の全体の流れを示した案内 と 仕事紹介のパンフレット を用いました。図書館業務に興味のある方は,こちらのファイルをご覧になってもよいですし,図書館利用講習会で業務見学を申し込まれてもよいでしょう。図書館利用講習会申込書はこちらです。
===理解度チェック=== (52人提出)
a)これまでに利用した図書館サービスには何がありますか?
個人による
b)一日に何人が入館していることになりますか? (日曜祝祭日は休館です)
正解 42/52=81% 275日開館で259,068人,一日あたり942人
365日とした709人または710人は不正解
c)受入・整理係が一人で,年間何冊整理していることになりますか?
正解 31/52=60% 5人で15,123冊,一人あたり3,024冊
d)OPACで本を検索できるようにする係はどこですか?
正解 42/52=81% 受入・整理係(整理係としたものも正解)
e)最も興味を持った業務
受入・整理係____33人
閲覧係_______8人
逐次刊行物担当___8人
文献複写受付____3人
視聴覚_______1人
なし・全般______5人
計_________58人 (複数回答あり)
中学校や高等学校で図書委員を経験した方は 3人でした。
(T.H.)