2017年1月19日(木)~25日(水)までの1週間、本学図書館で、次の展示が行われています。
(残り日数わずかとなってしまいました…ご案内が遅れて申し訳ありません!)
第64回 鶴見大学図書館 貴重書ミニ展示
「日本の夜明け 貴重書・准貴重書からみる明治」
学生たちによる展示 8
これは、本学科・書誌学コースの後期開講科目「書誌学特別演習」の一環として企画された展示です。
担当教員は、西洋古典籍に関する書誌学がご専門の、池田早苗先生です。「書誌学特殊講義」などにもご出講いただいています。
毎年度、授業のテーマに沿った展示を開催して下さっています。本年度も同様に、授業の成果として、このような展示を実施して下さいました。
(なお、大学図書館のブログ記事の方も、ぜひご覧下さい)
本学図書館が収蔵している「貴重書・准貴重書を閲覧し観察する機会を得て、自分たちの前を歩んだ、日本の明治という社会とのコミュニケーションを図」る(展示解題中の、池田先生による緒言)という目的のもと、展示タイトルから選書、調査、解題の執筆、展示作業などすべてに関して、受講生が行っていきました。
池田先生のご指導の賜物であり、受講生の皆さんの努力の、まさに結実であると言えますね。
大きく変化していった時代の書物を、実地に調査し、展示していくというその過程で、受講生の皆さんは、どのようなことを感じ、考え、学んだでしょうか。
21世紀の「忙しくせわしな」い日常から「1歩離れて、日本の明治期という時代に脚を置き、様々な方位から見てみよう」という、池田先生の狙いを深く理解し、受講生の皆さんそれぞれに、何かしら得るところがあったならば、と思っています。