こんにちは。書誌学コース教員の久保木です。
先日来、本学図書館のブログなどでも告知されてきましたとおり、同館の第144回貴重書展が、10月19日(水)から11月19日(水)までの1ヶ月間、開催されます。
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「平安文学、どれが流布本(るふぼん)?なにが異本(いほん)?―物語を中心に―」
2016年10月19日(水)~11月19日(土)
於・本学図書館1階エントランス
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このたび、その展示書目が(ようやく、ほぼ)固まりましたので、会期の前に、広報を兼ねて、お披露目したいと思います。
なおPDFファイルはこちらです→2016tsurumi-kichoshoten-list.pdfをダウンロード
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今回は、中古文学会という、今年で50周年を迎える、全国規模の学会との連携企画となっています。
そのため『源氏物語』をはじめとする、平安時代仮名散文の作品を中心に構成してみました。
(のちほど、いくつかの画像を追加で掲載できれば、とも思っています)
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ところで、こうした貴重書展では、展示する各書目に、どんな特徴があるのか、学術的な価値・意義があるのか、という「展示解題」を作成し、配布するのが通例です。
今回も、本学科・書誌学コースの教員2名が、図書館と協力しつつ、鋭意(=てんてこ舞いで)解題作成に取り組んでいます。
のみならず、学部3~4年の学生さん数人や、本学科出身で、今は本学大学院の日本文学専攻で学んでいる大学院生さん1人も、それぞれ1点ずつ、解題を担当することになっています。頼もしいかぎりです^^
展示解題がぶじ完成しましたら(もちろん、させないといけないのです)、それもWeb上で(先行)公開する予定です。
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この貴重書展の会期はちょうど、本学の大学祭である「紫雲祭」(10月22日~23日)とも日程が重なっています。
皆様お誘い合わせの上、ぜひともご来場下さい!
*本記事は、必要に応じて改訂していく場合があります。ご了承下さい。