こんにちは。昨日の9月11日(日)、本年度最後の鶴見大学オープンキャンパスが開催されました。
(このブログでも、事前にご案内しなければと思いつつ、叶いませんでした…)
ドキュメンテーション学科でも、このような展示や(最後でしたので、これまで以上にカラフルにしてみようかと)
教員の元木や在学生による学科案内(ピントが甘かったです…)、また入試案内、
それに続けて、教員の久保木による「江戸時代の本を調べてみると?」という、書誌学コースの模擬授業が行われました。 こちらが、模擬授業の教材とされたものです。孔子の『論語』ですね。
日本でも、相当古くから『論語』が読まれ、いろいろな種類の写本(筆書き)や版本(印刷)が作られ、伝えられてきました。
(何しろ、今わかっている範囲内で、海外から日本にもたらされた、最も古い書物のひとつが『論語』なのです。285年のこととされています)
今回の模擬授業は、それら多くの『論語』関連本の中で、藤堂家という由緒ある家(戦国武将の藤堂高虎が有名ですね)に伝わっていた、藤堂本と呼ばれる古い写本と、それに基づいた木版本との、伝来や、学術的な価値などについて、どのようにすれば明らかにしていけるのか、といったことを内容としていました。
ともあれ、あいにくの雨空の中、わざわざおいで下さいました皆さま、まことにありがとうございました。
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これで本年度のオープンキャンパスは終わりましたが、10月22日(土)~23日(日)の両日に、鶴見大学の大学祭「紫雲祭」が開催されます。
http://ccs.tsurumi-u.ac.jp/shiunsai/
いろいろな楽しいイベントに加えて、高校生の皆さん向けの「個人相談会」などもあります。
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またそれ以外でも、個別の「キャンパス見学」を随時受け付けてもいます。
http://www.tsurumi-u.ac.jp/admissions/open/other.html
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本年度の文学部AO入試、2期・3期のエントリーやAO面談も行っています。
http://www.tsurumi-u.ac.jp/admissions/univ/literature/ao.html
ぜひこれからも、こうした機会をご利用いただければと思っています。