国際インターンシップ、本日7月8日(金)午前には、書誌学コース担当の授業に参加してもらいました。
前半は、教員の伊倉が、ひらがなの成り立ちについての講義を行いました。
また、インターンシップ生全員の名前の漢字表記を、日本の音でひらがな表記してみせたプリントを配布しました(例えば「高」さんでしたら、日本語では「こう」さんと書きます、というような)。
その上で、ひらがな1文字ずつのゴムスタンプを、皆さんそれぞれに集字してもらい、自分の名前のスタンプを作って、捺す、ということもしてもらいました。
簡単な(ゴム性)活字印刷体験、ということころでしょうか。
後半は、教員の久保木が、隣室で和本類の展示を行いました。大学院生1名、学部生1名にも手伝ってもらいました(ふたりとも、ありがとう!)。
オープンキャンパスと同様に、今回も、原本そのものを、実際に取り扱ってもらえるようにしてみました。
漢文の本、漢字やアルファベットが多めの本、絵入りの本、豆本、カラフルな一枚刷、明治時代の古新聞、西洋古典籍の断簡などなど、比較的親しみやすいかな?と思われたものを中心に陳列しました。
日本の言語文化、書物文化をより詳しく知る、きっかけのひとつになってくれれば、と思っています。