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2014年5月 7日 (水)

B-2 日帰り美術観照スタディ・ツアー 東京の仏像Ⅲ~世田谷と目黒に仏像を訪ねて~

                   

 4月28日(月)は、B-2 日帰り美術観照スタディ・ツアー

 

 東京の仏像Ⅲ~世田谷と目黒に仏像を訪ねて~の開催日でした。

 

 講師は本学文学部・短期大学部講師の工藤健一先生です。

 

 この講座は事前講義を行い、実際に自分の目で美術観照(フィールドワーク)

 

 する講座です。

 

 

 4月に入り年度がかわり、本日が最初のFWです。曇り空18名の参加でした。

 

 東急電鉄田園都市線「三軒茶屋駅」時間厳守中央改札口に集合。

 

    東急バス6番バス停三軒茶屋駅から世田谷観音に向かう。

 

 

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 世田谷観音は戦後の寺で世田谷区内で最も新しい寺で、お墓を持たない寺でもある。

 

    当日、28日はお不動様のご開帳日でした。

 

 国の重要文化財の不動明王と八大童子が納められている。また、太平洋戦争で散った

 特攻隊員を祀った特攻観音堂がある。

 

 

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 次に世田谷観音バス停からバスに揺られながら30分、大鳥神社バス停下車。蟠龍寺に向かう。

 

 蟠龍寺は、宝永6年(1709)、増上寺の高僧霊雲上人が浄土宗の戒律を復興するために、

 

 目黒行人坂にあった称明院をこの地に移し霊雲山称明院蟠龍寺と改名し、江戸時代中期以降、

 

 浄土律を学ぶ律院として、江戸の戒律研究と実践の中心的寺院の一つとなる。

 

 金銅阿弥陀如来像は現在フランスのパリ市立チエルニスキー美術館に収蔵されている。

 

 4メートル余りあった巨大な像を3分割して大八車で港に運んだとのこと。

 

 住職さんから、ご多忙中にもかかわらず懇切丁寧なご指導頂き誠に有難うございました。

 

 

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 蟠龍寺を後にして最後の目的地大円寺に向かう。目黒雅叙園の美しい建物を眺めながら

 

 目黒川を渡り、行人坂を上って行く右手に天台宗大円寺がある。寛永年間(1624年創建)

 

 境内左手にの崖に江戸時代初期の行人坂大火の犠牲者を追悼する5百羅漢像が幾段にも

 

 並ぶ石仏群です。この寺は八百屋お七の情人吉像三ゆかりの寺でもある。江戸時代後期

 

 に発生した大火の火元となったことから、江戸幕府から再建の許可が得られなかった。

 

 大火から80年後に薩摩藩主島津斉興の帰依を得てようやく再建された。

 

 法要があるにもかかわらずご丁寧な説明を頂き有難う御座いました。

 

 

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 本日参加の皆様ご協力有難うございました。