B-17 歴史と文化 世界遺産登録をめざす「武家の古都・鎌倉」
B-17 歴史と文化 世界遺産登録をめざす「武家の古都・鎌倉」の、
2回目のフィールドワークⅡ 「大倉周辺の資産を巡る」 が6月16日(日)
に行われました。
当日はあいにくの小雨、逗子駅東口に10時集合で、予報では昼頃から晴
れるとの事、期待して法性寺・名越切通しへ。
法性寺は、日蓮が鎌倉の松葉ヶ谷で焼き討ちに遭い、3匹の白猿が助けこ
の寺にある岩窟に案内したと言う言い伝えのあるお寺です。
法性寺本堂を通り、急な階段を登り、奥の院・岩窟で説明を受ける。
*岩窟は鎌倉のやぐらの構造がのこっている。
次に、墓地をぬけ大切岸(鎌倉石の採掘場)とやぐら跡を見る。
次に本日のメインスポット名越切通しへ向かう。小雨の中足元が悪いが、
注意しながら登る。登りきった上に石廟二基(市指定石造建造物石廟)前で
説明を受け、まんだら堂やぐら群、そして名越切通しを散策する。
*草木が多く、奥の方にやくら群が見える。
*切り通しの真ん中の岩は、敵の馬が通り難くする為、岩の下の方は加工しているとの事。
名越切通しを抜け、昼食場所の光明寺に向かう。途中、三浦義明の墓地を
お参りする。
光明寺では、中庭を見ながら昼食をとる。
予報どおり雨が上がり、由比ガ浜に出て、和歌江島(現存最古の港湾施
設であり、国の史跡に指定)の説明を受ける。また、、江ノ島・極楽寺切通し
方面を見ながら当時の地形を窺う。
その後、海岸の砂浜を歩きながらお宝、青磁、白磁(正確には青白磁)、
常滑焼の欠けらを探す。拾ったものは先生が鑑定、さてお宝は・・・・・。
浜を後にして、当時の滑川の干潟沿いを歩き、当時の風景を思いながら、
最後の予定地、元鶴岡八幡宮(由比若宮)へ向う。
午前中は小雨でしたが、午後は晴れてよい天気となりました。
参加者の皆様、お疲れ様でした。