B-24さまざまな鎌倉ⅠフィールドワークⅠ
B-24さまざまな鎌倉Ⅰ、フィールドワークⅠ 腰越~片瀬・江ノ島 現地巡検の開催日でした。
B-24さまざまな鎌倉Ⅰは、本学文学部文化財学科が担当する講座で、一遍聖絵をてがかりにして、
鎌倉の西側を中心に学んで、現地を探ってみる講座です。
フィールドワークは本学文学部文化財学科実習助手の福田先生がご担当です。
当日は快晴。小田急片瀬江ノ島駅改札口10時集合。駅舎はまるで竜宮城のようです。
今年は、ことのほか暑かった。体はかなり夏疲れしているにもかかわらず、元気に出発する。
江ノ島駅から山側に進んで行くと、湘南モノレールの湘南江の島の乗り口があり、すぐ近くに
日蓮宗常立寺がある。ここには、処刑された人々の霊を慰める塚があります。
次に日蓮宗龍口寺に向かう。龍の口処刑場があった場所。境内には日蓮聖人が連行されて一晩を
過ごした土牢(御霊窟)があり、また龍口寺の裏山にそびえる5重等は、神奈川県で唯一の木造総欅造です。
龍口寺をあとにして、源義経の腰越状で世に知られた満福寺に向います。
江ノ電の踏み切りを渡って急な階段を上がったところに満福寺です。
満福寺の檀家さん(受講者)のはからいでアイスコーヒーをいただく。有り難う御座いました。
寺内には見事な義経・弁慶の鎌倉彫の襖絵や天井絵があり、猫が近寄ってくるなど家庭的でした。
次の見学地、小動神社に向かう。神社の海側にある展望台から江の島を眺める景色は絶景であります。
小動神社見学後、江の島弁天橋を渡ったところで昼食、休憩、自由散策。
休憩後、青銅の門を通り、びっしりと並んでいるお土産屋さんを覗きながら坂を行くと大きな赤い鳥居が見えます。その奥に竜宮城のような門を端心門と言うそうです。鳥居の階段もきつかったけど、端心門の階段もかなりきつかったです。
江の島を二文する境で 山ふたつ と言われている。(断層に沿って侵食された)
奥津宮の鳥居(石造り)、源頼朝が約800年前に寄進した。八方睨みの亀です。
最後の見学地、波の浸食でできた岩屋洞窟。2つの洞窟があり、洞窟内に入ると思ったよりも暗く、途中でロウソクが渡されその明りで歩きます。
激しい階段を何度も上り下り疲労困憊で江の島を後にした。お疲れ様でした。
次回10月27日(土)にフィールドワークⅡを開催します。
晴れるといいですね。