日帰り美術観照スタディ・ツアー ―伊勢原の仏像―
4月15日(日)はB-18 日帰り美術観照スタディ・ツアー 神奈川県の仏像Ⅳ~伊勢原に仏像を訪ねて~の開催日でした。前日は激しい大雨にも関わらず、当日はここちよい天気に恵まれました。
伊勢原駅に集合し、駅より終点「日向薬師」行のバスで約20分、表参道の入口到着。
参道に入る前に白髭神社に立ち寄りました。
白髭神社は、ここに逃れて住み着いた高句麗の玉若光を祀ったのがはじまりだそうです。
白髭神社
そこから、急な山道の階段を登って日向薬師へ向かいました。途中、仁王像が並び立つ山門を抜け、そこから、舗装されていない山道を歩き日向薬師の本殿へ。
山門
あいにく、本殿は改修工事のため参拝できませんでしたが、境内にある銅鐘、幡かけの杉や虚空蔵菩薩を見学しました。
改修中の本堂 虚空蔵菩薩
幡かけの杉 銅鐘
その後、境内で昼食をとり宝物殿を見学。こちらは国指定重要文化財・木造薬師如来像等が多数あり見所満載でした。(こちらは写真撮影禁止なのでお見せできないのが残念!)
当日は春季例大祭が開催され、境内は桜と人々で華やかな賑わいをみせていました。
また、年度最後の宝物殿本尊開扉大法会も行われ、大変貴重な時を過ごさせていただきました。
工藤先生の丁寧な解説で、より一層歴史的な遺物について新たな知識を身につけられる事ができ、道中、山々の桜がとてもきれいで心洗われる、フィールドワークでした。