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2011年10月19日 (水)

B-27 横浜はじめて物語FW (山手)

10月13日(木)は、B-27 横浜はじめて物語 ラブリー横浜散策 の

フィールドワーク1 山手 の開催日でした。

(予定では『港』でしたが、変更して『山手』を散策しました)

この講座は、『横浜』を講義で学び、フィールドワークで実感する講座です。

講師は、横浜ボランティアガイド協議会会長の嶋田昌子先生です。

パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)

 

10月13日(木)、「横浜はじめて物語」第三回目の今日はフィールドワークでした。

今回は予定を変更して、山手の丘を散策しました。

この夏公開された映画『コクリコ坂』の舞台にもなった場所なので、

前回の座学のテーマ“関東大震災後の関内・山手の変化”と共に

“映画の中に登場する山手”を探しに行きました。

 

10時にJR石川町駅南口に集合。

駅構内の山手町の地図を見ながら、本日のルートを確認し出発です。

まずは、住宅街から山手隧道(山手トンネル)を抜けます。

長いトンネルを抜けた十字路の脇には、市電車庫跡地の碑があります。

映画の舞台は1963年ですが、1972年に廃止されるまで横浜市内を市電が走っていて、

映画の中にもしばしば登場するそうです。

 山手隧道  市電車庫跡地  

山手隧道の手前にあるアーチ橋は『桜道橋』です。小さな階段を上がって、

橋の上から映画のイラストと比較しつつ、当時の面影を探しました。

 桜道橋  桜道橋

 

橋を渡ってまっすぐ行くと、山手公園です。

入り口には『近代下水道記念碑』があり、ブラフ積・ブラフ溝の説明をうけます。

山手公園は日本最初の西洋式公園です。

 ブラフ溝  近代下水道記念碑  山手公園

自然を活かして作ったイギリス式の公園との説明を受け、階段を上がると、

横浜市の名木古木指定を受ける『タブノキ』の大木が目に留まります。

 山手公園  タブノキ  タブノキ

このすぐ近くにあるのが『カトリック山手教会』です。

教会内部も拝見して、山手本通り沿いを歩いて『ベーリックホール』を抜けて『元町公園』へ。

 カトリック山手教会  カトリック山手教会  カトリック山手教会
 ベーリックホール  ベーリックホール

公園内には異人館遺跡があります。

現在は地下部分のみですが、関東大震災でできた亀裂や地割れを見ることができます。

元町公園は西洋瓦製造所があった場所でもあるので、

遺構横の遊歩道には、発掘されたジェラール瓦の展示もありました。

 元町公園  元町公園  元町公園
 元町公園  ジェラール瓦  
 異人館遺跡  異人館遺跡  異人館遺跡

 

『えの木てい』、『山手234番館』の解説を聞きながら、

『横浜外人墓地』に寄って、『アメリカ山公園』へ。

 えの木てい  山手234番館  山手234番館
 横浜外人墓地  横浜外人墓地

アメリカ山公園からは関内と山手とを分けた運河を眺め、エレベータで元町・中華街駅へ。

 アメリカ山公園  アメリカ山公園
 アメリカ山公園  アメリカ山公園

駅からは山下橋方面に向かって少し散策。

港にマリンタワーや信号旗など、映画のワンシーンを彷彿とさせる場面にも遭遇しました。

 信号旗  山下橋から  マリンタワー

 

最後に、元町商店街の一角にあるお肉屋さんへ。

代官坂の入り口にある『丸英商店』は、映画で主人公がコロッケを買うお店そのもの。

12時半、ここで本日は終了となりました。

 

曇り空の下でしたが、暑すぎず寒すぎず、快適なフィールドワークになりました。

受講者のみなさんお疲れ様でした。

次回の「港」もお楽しみに。