古典芸能への誘い(4)
11月27日(土)は、
B-17 雅楽と能楽の世界 古典芸能への誘い(4) の開催日でした。
『古典芸能への誘い』講座は、普段触れる機会の少ない古典芸能を、
初めての方にも解りやすく解説しながら、その世界に浸っていただく講座です。
第1回:能楽1日入門
第2回:『平家物語』にひたる―薩摩琵琶と謡曲の夕べ―
第3回:百人一首と能の世界
コーディネーター・解説は日本大学教授の関幸彦先生。
雅楽を披露いただくのは上野雅楽会の方々。
代表の野田知宏氏は、本学文化財学科の1期生の卒業生。
関先生の教え子でもあります。
野田氏の解説で「越殿楽」と、
上野雅楽会の顧問である東京成徳大学の青柳先生に特別に解説いただいて、
「嘉辰令月」を演奏いただきました。
ここで20分の休憩。
休憩中は、間近で雅楽の楽器を見たり、触ったり、吹いたりと体験。
休憩後は、
解説しながら、普段見れない舞台裏、衣装着付の様子を公開です。
そして舞楽「萬歳楽」
舞台片付けのため、10分ほど休憩後、能楽です。
はじめに関先生の解説、
そして、喜多流能楽師の中村邦生先生の仕舞・謡です。
四角に立てた柱で3間四方の能舞台に見立て、「高砂」が演じられました。
講座終了予定の17時を過ぎてしまいましたが、
受講者の皆さんには大変高評価だったようです。
次回、古典芸能への誘い(5)もご期待ください。