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2010年9月27日 (月)

鎌倉の「遊び」と「鍛錬」 フィールドワークⅠ 鎌倉から三浦へ

9/26(日)は、B-19 鎌倉の「遊び」と「鍛錬」 

フィールドワークⅠ 鎌倉から三浦へ の開催日でした。

「鎌倉」講座は、本学文学部文化財学科が担当する講座で、

書き記された歴史と、掘り出された物から、古都の実際を描き出し、

さらに現地で実感する、オムニバス形式の講座です。

1回目のフィールドワークは、本学文学部教授の伊藤正義先生がご担当です。

パンフレット内容はこちら【PDFファイル】)

今回のフィールドワークは、三浦です。

三浦は、鎌倉時代、頼朝の山荘(桜の御所、椿の御所、

桃の御所と称されている)がおかれたところです。

昨日の台風も通り過ぎ、今日は晴天です。でも、また暑くなりそうです。

 

10時に三崎口駅前に集合し、バスで三崎東岡へ移動。

最初に訪れたのは、三崎城跡です。

三崎中学校や三浦市役所周辺ですが、土塁も残っています。

「三崎城は、新井城の出城といわれていますが、

本当は三崎城が本城です。」とは、先生の談。

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城跡から坂道を下り、北条湾へ。

北条湾は、入海でしかも深く、真水の流入も少なく木造船の船底を傷めにくいので、

港としては最良だそうです。(岸壁近くに大きな鱸の魚影も見えました。)

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続いて、曹洞宗本瑞寺(桜の御所があった場所)へ。

残念ながら、法要中のため、本堂内は拝観できませんでした。

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次に隣接する浄土宗光念寺(和田義盛開基のお寺)へ。

本堂は新築されたばかりでしたが、移築された江戸時代の天井の雲龍図は見事でした。

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続いて、地元の方に伺いながら、路地を通り海南神社へ。

海南神社は、三浦大介が挙兵参戦を「鶴合わせ」で占ったとの言い伝えがありますが、

「鶴ではなく、軍鶏のはずです」とは先生の談。

また、樹齢8百年を超える大銀杏も迫力がありました。

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最後に臨済宗見桃寺(桃の御所があった場所)へ。

想像とはだいぶ様子が・・・

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再度、港に出て、湘南ボーイである頼朝などが

眺めたであろう景色を楽しみ?ました。

厚い雲の向こうに雄大な富士山が見えるはず・・・

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ここで解散。

でも、皆さんでバス停近くにある『うらり』という産直センターに立ち寄り、土産物を購入。

少し予定時刻より早かったのですが、無事終了しました。

先生、受講者の皆さん、大変、お疲れ様でした。ご協力有難うございました。