鎌倉の「戦場」を歩く フィールドワーク(3)
鶴大広報ブログでは、生涯学習セミナーのフィールドワーク(FW)の様子をお伝えしています。
5月23日(日)開催の鶴見大学生涯学習セミナー 平成22年度第1クール、
B-18 鎌倉の「戦場」を歩く フィールドワーク(3)宝治合戦と霜月騒動の様子をお伝えします。
10:00鎌倉駅出発。
まずは、紀伊国屋の前の交差点(市役所前)で、信号待ちの間に
御成小学校での発掘の結果を教えていただきました。
このあたりは武家屋敷が2つあったらしいです。
霜月騒動の舞台から。
蓮花寺跡(碑のみ)を見て、佐助文庫址をみて、
安達屋敷とみられる場所で、霜月騒動の話をききました。
ここに来るまでにトンネルをくぐってきたが、往時は回り道をしなければならず、
こんなに短時間では来られなかったようです。
安達屋敷は、以前はもっと離れた場所にあったと考えられていましたが、
最近の文献史料や発掘調査からみて、このあたりだったのではないかという考えが
主になってきているそうです。(今はマンションが建っています)
途中、雨で行程を変更したため、急遽、政子と実朝の墓といわれているやぐらへ。
寿福寺境内にあるやぐらで、往時の面影を色濃く残しているといわれています。
その後、八幡宮まで出て、霜月騒動、宝治合戦の説明。
鎌倉宮まで歩いて、お昼休憩。
永福寺へ。南側の総門かもしれない場所で説明。
置いてある石は、これまでの調査で見つかった石を固めて置いてあるそうです。
続いて、永福寺の北側へ移動。
最後に、三浦一族が自刃した法華堂へ。八幡宮まで戻って、解散。
次回のフィールドワークの報告は、
6月4日(金)~6日(日)開催の、
B-17 文化財スタディ・ツアー(9) 懸想の地・奥州へ をお伝えする予定です。
お楽しみに。