日帰り美術観照スタディ・ツアー -伊勢原の仏像-
11月15日(日)は、B-22日帰り美術観照スタディ・ツアー 神奈川の仏像Ⅲ-伊勢原に仏像を訪ねて-の開催日でした。
今回の日帰り美術観照スタディ・ツアーは、伊勢原市内の仏像などを見学しました。
フィールドワーク当日は、さわやかな秋晴れに恵まれ、大山や丹沢山系が抜けるような青空に映えていました。(講師の工藤先生は「晴れ男」を宣言されていました・・・)
さて、伊勢原駅から日向薬師行のバスに乗り、終点で下車。(大山ケーブル行のバス乗り場には長蛇の列が・・・)
バス停を下り、まずは白髭神社へ。祭神は高麗王若光、熊野権現。本殿は流れ平入造りです。また、見事な彫刻が間近で見ることができました。
長い参道を登り、本日のメイン、行基が開創したと伝えられる日本三薬師の一つ日向薬師へ。途中、山門の仁王像が迎えます。
日向薬師本堂を参詣した後、宝物館へ。
御開帳日ではなく鉈彫り薬師三尊像は厨子の中で 直接見ることはできませんでしたが、国の重要文化財でもある阿弥陀如来坐像・薬師如来坐像・日光月光菩薩立像・四天王立像・十二神将立像などは間近に見ることができ、その素晴らしさを堪能しました。(撮影禁止のため写真はありません。)
また、梵鐘や樹齢800年といわれる幡かけの杉を見学し、境内のベンチで昼食を取りました。
日向薬師を後に太田道灌(1432-86)胴塚のある洞昌院へバスで移動。首塚は別にあり、また、場所も諸説あるようです。
最後に大山山頂もくっきりと見えました。事故もなく無事終了しました。
鶴見大学生涯学習セミナーでは、次回も同様の企画を計画中です。
参加してみたいとお考えの方は、3月中旬頃に出来上がります平成22年度第1クールパンフレットで内容をご確認の上、お申し込みください。
皆様のご参加をお待ちしています。