平成21年7月26日(日) オープンキャンパス 模擬授業

担当 高田信敬(中古文学・源氏物語) 

暑い日でした。こんな日に入試問題のお話をすると、ますます暑苦しくなりそう、などと思わないでください。入試問題も実は楽しいものです。本学日本文学科のは、特に。今回は、単なる入試解説ではなく、問題の作り手の側からの、裏話も織り交ぜての古典文学入門としました。「鹿の巻筆」と言う江戸時代の笑い話集を題材とし、巧妙な筋立てや、オチへの伏線などを講義しました。古いお笑いなので、どうかな、と思いましたが、みなさんの反応はとてもよかったです。
続いて、近代文学のミニ講義。今年は太宰治生誕100年ですので、太宰の短編を取り上げました。明るく軽快な、そして少し皮肉のきいた「禁酒の心」です。会話のうまさ・文章の運びのよさを味わっていただくのがねらいのひとつです。掛詞のような技巧があらわれるところに興味を持たれた方もいらっしゃいました。ふだん近代文学を教えることはあまりありませんので、いい経験でした。

次のオープンキャンパスは8月21日(金)です。

鶴見大学文学部 日本文学科

日時:2009/09/04 15:26オープンキャンパスミニ講義日記

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