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連休を利用して、古典籍調査に西へ。
文庫近くの山が見えなくなるほど、雪の舞う日ばかり。
冬らしい景色を撮影するつもりでしたが、うっかりカメラを家に忘れました。
仕方なく、月耕『源氏五十四帖』より1枚。
(開催中の展示に出ております)
匂宮と浮舟、左下はご存じ橘の小島です。
雪には薄く胡粉を乗せ、立体感のある表現となっています。
狭い画面に宇治川の奥行きある自然。
絵師の腕でしょう。
では、お風邪など召しませぬように。
紫式部学会事務局