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2016年12月

2016年12月28日 (水)

よいお年を【事務局だより】

静かな、そして穏やかな年の暮れ。

担当理事は古本屋廻り。いろいろ買い込み悦に入っているようです。

古典籍も悪くはありませんが、冬はお茶の美味しい季節です。

生意気にも小学生の頃、雪見の茶を立てたことがあります。

好みの軸を掛け、障子を開け放ち、一服。

その美味しさにびっくりしました。

よって茶碗をひとつご紹介、幕末の名工加藤春岱の織部です。

Cimg7748横から見ますとずいぶん丈が高く、鉄絵で宝珠を描いています。

手のひらに温かさと重みとを感じながら味わう、冬の夜長の楽しみ。

おすこやかに新年をお迎えください。

紫式部学会事務局

2016年12月16日 (金)

歳の余り【事務局だより】

読書に好適の季節です。

冬は歳の余り、夜は日の余り、雨が降れば時の余り。

書物を楽しむのにふさわしい、ゆとりの時間と言うことです。

「読むのであれば古典」とは、国文学者の我田引水でしょうね。

時節柄、源氏物語の師走、冷泉帝の大原野行幸をご紹介します。

Photo_2 光源氏より「雉一枝たてまつらせたまふ」ところ。

以前ご紹介の可愛い豆本から採りました。江戸後期の出版です。

彩色は合羽刷り(ステンシルの一種)、関西の出版に多く見られます。

関心のある方は、『むらさき』最新号を御覧ください。

時代を経た書物は、とてもおもしろい。

担当理事は、年の暮れに古本街を一回りするそうです。

(本屋の借金を増やさねばよいが、と余計な心配)

紫式部学会事務局

2016年12月 4日 (日)

冬の日【事務局だより】

年の瀬恒例の講演会には、多くの皆様が来られました。

岩佐美代子先生お手製の和紙人形、大好評。

これからも紫式部学会の盛況が続きますことを願うばかりです。

開演を待つ間、三四郎池のあたりを歩きました。

P1060001石組みと滝は、学生の頃まだ整備されていなかったものです。

会のあと、理事のお一人からムラサキシキブを頂戴しました。

古三田の染付に生けて、お目に掛けます。

「三田」は「さんだ」と読みください。

江戸時代後期の珍しい丸壺です。

P1060011 三田染付をご存じの方は、少ないでしょう。

12月は、もう1回講座がございます(25日)。

外は、冬の雨。

紫式部学会事務局